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投資戦略レポート

2019年3月4日号

 当面は慎重なスタンスが必要

東京市場はしっかりした動きが続いていますが、力強さが出てきたという感じの強さではありません。日経平均株価は海外市場の動きを受けて上下に振れた後は、ほぼその水準で推移しており、方向性はあまり感じられません。日中値幅も小さなものにとどまっています。先週、日経平均は5営業日中3営業日で上昇、週間では177円(0.8%)高しました。その前の週もほぼ同じような動きで、5営業日中4営業日上昇していました。この2週間の動きがしっかりした動きだが、力強さはないという不思議な相場を演出しています。

先週末の日経平均株価は前日比217円高の21602円と約2か月半ぶりの高値で引けています。ザラ場ベースの高値は同日の21641円で、昨年12月安値から約2700円上昇したところにあります。10月高値からの下落幅の半値戻し水準(21698円前後)近くまで戻しています。2月18日号で日経平均は2月8日の20333円で2番底を付けた可能性もありますが、これから付けに行く可能性もあるといった状況になっていると指摘し、先週号で「・・・この動きを見ると2番底を付けた可能性の方が大きくなってきたようにも思います」と指摘していました。

米中の通商交渉、そして米中景気の先行き不透明さを考えると積極的に買いを入れづらい局面ではありますが、日経平均は半値戻しから3分の2戻し水準(22611円前後)まで戻す可能性もあると考えて臨まなければならなくなったように思います。ただ下に行く可能性もなくなったわけではないので、暫くは慎重なスタンスが必要でしょう。

 当面は様子見も、決算を吟味した投資なら

1日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比110ドル(0.4%)高の26026ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同62㌽(0.8%)高の7595と昨年10月中旬以来の高値で引けています。 ブルームバーグ通信が米中首脳が早ければ3月半ばにも会談し、貿易協議で合意する可能性があると報じたことを受け、米中が貿易交渉で近く合意するとの期待感が広がりました。中国関連銘柄が買われたほか、世界景気への逆風が弱まるとして金融株など景気敏感株も買われる展開となりました。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比162高の21765円で引けています。

外国人は2月第3週(18~22日)も日本株を売り越しました。売り越すのは4週連続ですが、売越額は34億円と大幅に減少しています。米国市場が落ち着きを取り戻しためリスク回避の動きが終息しつつあるのかもしれません。上場企業の4~12月期決算は思いのほか良くないので、ここは様子を見極めるしかありません。

相場はまだ不安定で先行きも読みにくくなっています。暫くは様子見でいいと考えていますが、今回も好決算ながら売られた銘柄が結構ありました。それらを吟味して買いを入れるのも一法だと見ています。決算を好感して上伸した後、調整して反転しようかという動きになっている銘柄も要注目でしょう。

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