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投資戦略レポート

2019年2月4日号

 暫くは慎重なスタンスが必要

東京市場は方向感の定まらない動きになっていますが、市場のセンチメントは随分良くなっています。先週、日経平均株価は5営業日中、2業日上昇しましたが、週間の上昇幅はわずか5円。海外要因を受けて上下に振れた後は、ほぼその水準で推移する動きとなっています。米中貿易摩擦の激化を受けて世界景気の先行きが不透明になっているうえ、決算発表の本格化を前に一方向にポジションを取りにくくなってなっていることが背景。
昨年12月にかけての過度な悲観を織り込む相場が幾分修正された後、どう動いたらいいか分からなくなった感じです。日経平均は昨年12月安値から1633円(8.5%)戻した水準にありますが、ザラバ安値から見たら1841円(9.7%)上昇した水準にあります。ザラバベースでみて日経平均は昨年10/2の高値から12/26安値まで5500円(22.5%)下落しましたが、すでに下落幅の3分の1超を戻しています。いつ2番底を付けに行くか気になるところでもあり、当面は慎重なスタンスが必要でしょう。

 決算発表銘柄では予想ほど悪くなかった銘柄に特に注目

1日の米国株は高安まちまちの動きでした。NYダウは前日比64ドル(0.3%)高の25063ドルと2か月半ぶりの高値で引けており、ハイテク株比率の高いナスダック指数は小幅に反落し、同17㌽(0.2)安の7263で引けています。反落したとはいえ、これも2か月ぶりの高値水準にあります。
1月の雇用統計が予想以上の内容となったことが好感されました。非農業部門の雇用者数は前月比30万4000人増と市場予想(約17万人増)を大幅に上回るものでした。政府機関の一部閉鎖による悪影響は限られ、労働市場が順調に拡大していることが投資家心理の改善につながりました。エクソンモービルとシェブロンが発表した決算がともに市場予想を大幅に上回ったことも指数を押し上げました。ナスダック指数の下げはアマゾン・ドット・コムの下落が主因。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比1円高の20790円で引けています。

外国人は1月第4週(21~28日)に日本株を1201億円買い越しました。買い越すのは11週ぶり。米国市場が落ち着きを取り戻したことで、リスク回避の動きも終息してきたようです。外国人はアベノミクス相場が始まった2013年以降、日本株を16.7兆円買い、10.3兆円売っていました。累計の買越額6.4兆円から見て売りはいいところまで来たのではと指摘していましたが、そのような動きとなっています。期待したいところです。

相場はまだ不安定で先行きも読みにくくなっていますが、決算発表が始まったので、ここは動くときでしょう。決算発表期間中は決算だけが株価材料となります。狙い目となるのは好決算銘柄ですが、今回は過度の悲観で株価が形成された後だけに、予想ほど悪くなかった銘柄に注目したいと思います。

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