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投資戦略レポート

2019年2月25日号

 当面は半身の構えが必要

東京市場はこのところしっかりした動きが続いていますが、力強さが出てきたという感じではありません。日経平均株価は海外市場の動きを織り込んで上下に振れた後は、ほぼその水準で推移しており、方向性はあまり感じられません。日中値幅も小さなものにとどまっています。ただ日経平均は先週は5営業日中4営業日で上昇、週間では525円(2.5%)高しました。この結果、しっかりした動きになってきたと感じられるようになったというわけです。それまでは決算を織り込む動きでした。

先週5日間の日経平均株価は始値より終値が高く引ける陽線となっています。東証1部の売買代金は年初から活況の目安となる3兆円をずっと下回ったままですが、相場は意外なことに温まっている可能性も出てきたのです。今回の戻り局面での高値は21日の21553円(ザラバ値。以下同じ)です。昨年12月安値から2600円超上昇し、下落幅の半値戻し(21698円前後)近くまで戻しているのです。
先々週号で日経平均は2月8日の20333円で2番底を付けた可能性もありますが、これから付けに行く可能性もあるといった状況になっていると指摘しましたが、この動きを見ると2番底を付けた可能性の方が大きくなってきたようにも思います。

米中通商交渉、そして米中景気の先行き不透明さを考えると積極的に買いを入れづらい局面ではありますが、日経平均は半値戻しから3分の2戻し水準(22611円前後)まで戻す可能性もあると考えて臨まなければならなくなったように思います。下に行く(=2番底)可能性もなくなったわけではないので、当面は半身の構えが必要になったと見ています。

 当面は様子見が賢明も、決算を吟味した投資が必要

22日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比181ドル(0.7%)高の26031ドルと昨年11月以来3カ月半ぶりに26000ドル台を回復、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同67㌽(096%)高の7527と昨年11月上旬以来の高値で引けています。
米中の貿易協議で米中首脳が3月中に会談し、最終合意を目指すことが明らかになったことが好感されました。トランプ大統領が「3月1日の交渉期限を延長する用意がある」、「合意に至る可能性が高い」と述べたことも伝わり、人民元相場の安定について米中が合意したとも報じられました。
ただ通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は「合意にはまだ2~3の大きな障害がある」と述べたと伝わり、実際に合意にこぎ着けられるか見極めたいとのムードも根強かったようです。これを受けたCMEの日経平均先物は21445円と日経平均終値比19円高で引けています。

外国人は2月第2週(12~15日)に日本株を655億円売り越しました。売り越すのは3週連続。米国市場が落ち着きを取り戻したためリスク回避の動きは終息しつつあるとみていたのですが、まだはっきりしません。上場企業の4~12月期決算が思いのほか良くないことが影響している面もあるようです。

相場はまだ不安定で先行きも読みにくくなっています。暫くは様子を見極めた方がいいと考えていますが、今回も好業績ながら売られた銘柄が結構ありました。それらを吟味して買いを入れるのも一法だと見ています。決算を好感して上伸した後、調整して反転しようかという動きになっている銘柄も狙い目だとみています。

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