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投資戦略レポート

2018年3月12日号

 警戒感はやや後退か

日経平均株価は不安定な動きが続いていますが、ここへ来て少しずつ下値を切り上げています。先週、日経平均は5営業日中、3営業日上昇、週間では288円(1.36%)上昇して引けました。年初来の安値となった5日の安値(21042円)からは427円(2.03%)上昇した水準にあります。5日移動平均線が上向きに転じ、株価の中期トレンドを示す20日移動平均線の下への傾きが緩やかになったことで、警戒感はやや後退したのではとみています。
チャートからはダブルボトムを形成した可能性が出ていますが、まだ正念場から脱したわけではありません。9日は日経平均の上げ幅が500円を超える場面がありましたが、後場に入って急落、一時マイナスに転じるなど荒い値動きとなりました。日中値幅は526円と今年3番目の大きさ。値動きの大きい背景には投資家が強気になり切れないことがあります。米国の輸入制限問題や長期金利動向など不透明要因があるためです。相場の予想変動率を示す日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)は目安となる20を超える日が続いています。今週も相場の方向性を見極めるときだと考えています。

 今週も相場の方向性を見極めるだけでいいとみています

9日の米国株は大幅高となりました。NYダウは続伸し前日比440ドル(1.8%)高の25335ドルと1カ月ぶりの大幅高を記録、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同132㌽(1.8%)高の7560と過去最高値を1カ月半ぶりに更新して引けています。雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比31.3万人増と市場予想(約20.5万人)を大幅に上回り、過去分も上方修正されたものの、平均時給の上昇率が前月から縮小し、物価上昇への警戒感が和らぐ形となりました。FRBが利上げを加速するとの見方がやや後退、買い安心感を誘ったようです。これを受けたCMEの日経平均先物は21695円と日経平均終値比225円高で引けています。
外国人は2月第4週(26~3/2)も日本株を売り越しました。売り越すのは7週連続で売越額は3484億円(前週は1132億円)。この間の累計売越額は3.1兆円近くに達してしており、2016年の年初から13週連続売り越しが続いたときの5.01兆円に次ぐ大きさになっています。今回の上昇相場が始まった10月第1週からの6週間の買越額は2.55兆円(その1週前に買い越していた2017億円を含む)でした。株価は出発地点近くまで下がったので、売りたい向きはあらかた売ったのではとみています。
株価がまだ正念場から抜け出していないので、今週も相場の方向性を見極めるだけでいいとみています。

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