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投資戦略レポート

2018年2月18日号

 当面は来期にかけての企業業績を見極める局面

決算発表の一巡で東京市場は買い手掛かり材料が乏しくなっています。先週、日経平均株価は週間で567円高(2.7%)し20900円で引けましたが、決算プレーでいいものが買われ悪いものが売られた結果の数値ですから、相場の方向性は感じられません。

日経新聞社の調べによると14日までに発表された4~12月期決算の集計状況は売上高が前年同期比6.9%増、経常減益が同1.9%増、通期ベースでは売上高が同5.1%増、経常利益が同2.0%増となっています(対象は金融を除いた東証1部企業)。期待ほど良くはないという印象ですが、増益は維持する見通しになっているので、悲観するような内容でもありません。業績が期待ほど良くはなかったということはすでに織り込んでいますので、あとは来期にかけて企業業績がどうなるか、それを織り込む動きになるのではと見ています。

日経平均は12月安値から2000円超上昇していますが、今後の動きは読みにくくなっています。2月8日の20333円で2番底を付けた可能性もありますが、これから付けに行く可能性もあるといった状況になっており、当面は慎重なスタンスが必要だとみています。

 好業績ながら売られた銘柄の吟味も必要

15日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比443ドル(1.7%)高の25883ドルと昨年11月以来ほぼ3カ月ぶりの高値で引けており、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同45㌽(0.6%)高の7472と昨年11月以来の高値引け。北京で開催した米中貿易協議が今度は米国で継続する見通しとなり、合意に向けて協議が進むとの期待が高まりました。トランプ大統領は協議について「非常に良好に進んでいる」と述べ、中国の習近平主席も協議が進展していると発言したと伝わったため、中国向け売上比率の高い銘柄や景気敏感株を中心に買いが広がりました。これを受けたCMEの日経平均先物は21210円と日経平均終値比309円高で引けています。

外国人は2月第4週(4~8日)に日本株を1536億円売り越しました。売り越すのは2週連続。米国市場が落ち着きを取り戻したことで、リスク回避の動きは終息しつつあるとみていたのですが、まだはっきりしません。発表が本格化してきた企業の4~12月期決算が思いのほか良くないことが影響している可能性も考えられます。

相場はまだ不安定で先行きも読みにくくなっています。暫くは様子を見極めた方がいいと考えていますが、今回も好業績ながら売られた銘柄が結構ありました。それらを吟味して買いを入れるのも一法だと見ています。

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