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投資戦略レポート

2018年12月17日号

 不透明要因が目白押し状態

東京市場は不安定な動きになっています。先週、日経平均株価は5営業日中3営業日下落し、週間で304円(1.4%)安となりました。10日と14日は前日比459円安、441円安と大幅に下落しており、投資家心理を悪化させたのではとみています。先週は特段の材料がないのに予想以上に上げたり、予想以上に下げたりする動きになっていました。12日の454円高と13日の213円高、14日の441円安がそれです。14日の大幅安は660円以上も上伸した反動と捉えることもできますが、その前の上昇も何でここまで上げるんだという動きになっていました。先物に絡んだ動きに振り回されているようです。

株価が上げ下げを繰り返す鯨幕相場が終わって上に放れてきたと思ったら、いきなりの下落。そして先週のよく分からない上げ下げ。10/26のザラ場安値20971円で目先の底は入れたとみていましたが、先行きは読めなくなってきたように思います。米金利、米中貿易摩擦、中国景気、英国のEU離脱交渉、イタリアの財政問題と不透明要因が目白押しとなっているからです。企業業績などファンダメンタルは良好ですが、外部環境がそれを許さなくなっています。当面はどちらに動いても対処できるよう半身の構えが必要になったとみています。

 暫くは休むも相場です

14日の米国株は大幅に下落しました。NYダウは前日比496ドル(2.0%)安の24100ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同159㌽(2.3%)安の6910で引けています。
14日発表の中国の11月の小売売上高が15年半ぶりの低い伸びとなり、工業生産も10年ぶりの低い伸びとなったほか、欧州で製造業の生産状況とサービス業の景況感を示す指数を加重平均した指数が4年1カ月ぶりの低水準となったことから、世界経済の先行き不透明感が改めて意識される形となりました。NYダウは一時563ドルまで下げ幅を拡大する場面がありました。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比154円安の21220円で引けています。

外国人は12月第1週(3~7日)に日本株を6001億円売り越しました。売越額は今年2番目の大きさで4週連続の売り越しとなっています。外国人は今年1月から12月第1週まで累計で現物を5兆2000億円、先物を同7兆2000億円売り越しています。合計の売越額は12兆円4000億円。アベノミクス相場が始まった2013年以降(現物ベース)をみると16.7兆円買って9.2兆円売っています。累計の買越額は7.5兆円。残高から見てそろそろ売りは止まってもいいところまで来たのではとみています。

決算発表が終わり買い手掛かり材料が乏しくなっているうえ、相場の見通しも読めなくなっていますので、当面は休むも相場でいいとみています。
なお今年の配信はこれで終了です。

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