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投資戦略レポート

2018年11月19日号

当面は慎重なスタンスが必要

東京市場はこのところ上げ下げを繰り返す鯨幕相場になっています。これは相場が方向感を失っている証拠です。このパタ~ンが終わったら上下どちらかに放れますので、当面は慎重なスタンスが必要でしょう。

市場はまだ不安定ですが、波乱の動きはひとまず収まったとみています。先々週号で日経平均は10月29日の21149円で底を入れた可能性が出てきたと指摘しましたが、その考えは変わっていません。先週、日経平均株価が5営業日中、3営業日下落、週間で570円(2.6%)安しましたが、2番底を探る動きだとみています。今後は21149円をキープできるか、2番底をどこで付けるかが焦点となってきます。

今回の相場急落のきっかけを作ったVIX恐怖指数はフシ目の20㌽を下回る18.14まで低下しています。市場が平静を取り戻すには15㌽以下まで下がる必要がありますが、現時点では先行きを悲観的に捉える必要はないとみています。米中貿易摩擦や中国の景気減速懸念から世界景気の先行き不透明感は強まっていますので、上下どちらに動いても対処できるよう当面は半身の構えが必要ではないかと考えています。

半身の構えは必要も、好決算ながら売られた銘柄などは狙い目


16日の米国株はまちまちの動きでした。NYダウは前日比123ドル(0.5%)高の25413ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同11㌽(0.2%)安の7247で引けています。トランプ大統領が中国との貿易協議を巡って「中国は取引をしたがっている」と述べ、中国製品に追加関税を課さない可能性を示唆したと伝わったことで貿易摩擦への警戒感が和らぎ、買いが優勢となりました。またクラリダFRB副議長が政策金利について、「景気を過熱も冷やしもしない中立金利に近づいている」と語ったことを受け長期金利が低下したことも、株式買いを誘う結果となりました。これを受けたCMEの日経平均先物は21750円と日経平均終値比69円高で引けています。

外国人は11月第1週(5~9日)に日本株を2440億円買い越しました。買い越すのは2週連続。それまで先物と現物合わせて3週間で4兆2300億円も売り越していたので、リスクオフ姿勢はひとまず一巡したとみられます。これに伴い裁定解消売りも急速に縮小、11月第1週は裁定残が1兆298億円と前週比597億円増と増加に転じています。今年最低だった3月を下回る記録的な水準まで減少していましたので、今後は積み上がる形になるのではとみています。

決算発表が一巡し買い手掛かり材料が乏しくなっていますが、相場が底入れした可能性が出ていますので、ここは動くときだとみています。ただ前述のように半身の構えは崩さないでください。狙い目となるのは好決算を発表したのに売られた銘柄や、決算プレーで急伸した後、需給・価格調整を入れて反転しつつある銘柄とみています。

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