ログイン

お試し入会

銘柄相談

株式投資はSBI証券

投資戦略レポート

2018年10月15日号

 暫くは落ち着かない動きか

先週の東京市場は大荒れの展開となりました。米国株の急落を受けて11日の日経平均株価は前日比915円(3.9%)も下落。12日は反発しましたが、それまでの6日間で1680円(6.9%)も下落する動きとなりました。終値は22694円。前週末比で1089円(4.6%)の下落となりました。

背後にあったのは米長期金利の上昇。これをきっかけに投資家の不安心理を映すとされる「VIX指数」が急騰、同指数に連動する形で運用しているファンドからの売りが下げを加速したようです。今回は株価リスクが大きくなると機械的に売りを出す「リスク・パリティ」型ファンドからの売りが株価を押し下げ、「VIX指数が一段と上昇→同ファンドからの更なる売り」という悪循環が生じ、下げが増幅されたようです。

12日は米国株が下げ止まり世界的な株安の連鎖にはひとまず歯止めがかかった格好ですが、VIX指数が落ち着くにはある程度の時間も必要です。米中の貿易戦争が激化していることもあり、暫くは「不安心理}を抱えたまま落ち着かない動きになるのではとています。

 決算発表までは様子見が賢明

12日の米国株は大幅に上昇しました。NYダウは前日比287ドル(1.1%)高の25339ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同167㌽(2.3%)高の7496で引けています。金融大手のJPモルガン・チェースやシティグループの7~9月期決算が予想を上回り金融株に買いが向かったほか、前日まで大きく下げていたアップルなど主力ハイテク株が買い直され、相場を押し上げました。ただ相場は不安定。寄り直後に410ドル強上昇する場面がありましたが、昼過ぎには52ドル安まで下落する場面もありました。取引終了にかけては大型ハイテク株が押し上げる展開。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比129円安の22565円で引けています。

外国人は10月第1週(1~5日)も日本株を買い越しました。買い越しは3週連続で買越額は5757億円。日本株が急落する前の週であり、日本株上昇に乗り遅れた向きや日本株を売り込んでいた向きの買い戻しが入ったようです。ただ先週の相場急落で今後の見通しは不透明になりました。今週下旬から決算発表が始まりますので、当面は模様眺めかもしれません。

突然の相場上昇に突然の急落。大荒れは11日の1日だけでしたから投資家のマインドはそんなに悪化していません。9月中旬からの相場上昇にも半信半疑でしたから、今度の下げにも似たような感じを持っているのではないかと思います。
日経平均は5カ月以上も往来相場が続いていた水準まで下げてきましたので、ここからの一段安はないとみています。今月下旬からは決算発表が始まりますので、それまでは様子見でいいのではとみています。

↑ページTOPへ

ご注意!!

当社の名をかたって未公開株などの販売を行う業者の存在が確認されています。
当社は未公開株の販売は行っていません。またパンフレットを送って契約を取り付けるような営業も行っていません。
ご注意ください。

投資情報の重要性

苦情処理・紛争解決体制