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投資戦略レポート

2017年10月30日号

当面は慎重なスタンスが必要

先週、日経平均株価は1996年7月以来、21年3カ月ぶりに22000円台に乗せました。終値は前日比268円高の22008円。史上最長となる16連騰を記録したあと1日下落し、2日上昇する強い動きとなっています。週間では7週連続の上昇となっています。今回の上昇は9月11日から始まりましたが、その間の上昇幅は2734円(14.2%)にもなります。
売り方の買い戻しから始まった相場でしたが、上昇に転じた翌週は総選挙モードに入り一気に上昇、その後、強弱感が対立した形になっていましたが、10月に入ってあれよあれよという間に連騰記録を更新、一気に21年ぶりの高値に進んだ形となっています。高値に進んだことで市場心理は好転、物色意欲は旺盛になっていますが、不思議なことに高揚感は全く感じられません。また物色面にも方向性はみられません。買い戻し主導で上げてきたせいです。ここへ来て売買代金が3兆円を超える日も出てきましたが、活況と云えるようなレベルではありません。
高値警戒感が出ているなか、上場企業の決算発表を控え、いまは動きづらい局面です。そうした中で上値を追う動きとなっているのは、相場上昇に乗り遅れまいとして海外勢がペイントレード覚悟で買ってきた可能性もあります。相場はいつ調整してもおかしくない水準にありますので、当面は慎重なスタンスが必要ではないかとみています。

好決算銘柄が狙い目も、予想ほど悪くない決算を発表した銘柄にも注目すべき

27日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比33ドル(0.1%)高の23434ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同144㌽(2.2%)高の6701と1週間ぶりに過去最高値を更新して引けています。NYダウも過去最高値からわずか7ドル下の水準であり堅調な動きは変わっていません。好調な決算を背景にマイクロソフトやインテルが相場を押し上げたうえ、7~9月期の実質GDP速報値が前期比3.0%増と市場予想を上回ったため、相場の支援材料となりました。ただダウ平均は下落する場面もあり、上値は重くなっています。これを受けたCMEの日経平均先物は22035円と日経平均終値比26円高で引けています。
外国人は10月第3週(16~20日)も日本株を買い越しました。買い越すのは4週連続で、買越額は4452億円と前週(4593億円)に続いて大規模なものになっています。4週間の累計買越額は1兆7640億円に達しています。それまで9週連続で売り越していましたので、日本株買いに転じた公算大です。ただ日本株上昇に乗り遅れまいとして買ってきた可能性もありますので、今後も大規模な買い越しが続くかは不明。とはいえ日本株には朗報です。
日経平均は21年ぶりの高値に進んできましたが、相場の見通しは難しくなっています。地合いは良くなっていますが、急ピッチな上昇に対する警戒感がある中、決算発表が始まるからです。決算発表は今週から本格化しますので、ここは動くときだとみています。好決算銘柄が狙い目となりますが、相場は業績が好調だろうと見越して上がっている面も多分にありますので、その見極めは非常に重要となります。今の経済環境からは減益予想の会社は多くないと思いますが、相場がいいだろうということを前提に形成されていますので、予想ほど悪くない決算を発表した銘柄にも目を向ける必要があります。
なお次週11月6日号はお休みします。

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