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投資戦略レポート

2017年10月2日号

先行きは不透明に

総選挙モード入りし市場の雰囲気はガラッと変わって来ましたが、日経平均株価は年初来高値を付けた9月25日以降、上値の重い動き変わっています。2週間で1120円(5.8%)超も上昇した後だけに当然といえば当然の動きですが、急伸の主因が売り方の買い戻しだっただけに、買い戻しが一巡した結果とも考えられます。
空売り比率が40%を終える異常な状態(ピークは9/5の45.2%)が続いていたので、色々なところで売りがたまっていたのでしょう。その買い戻しで先物が高くなり裁定買いから指数が上がる動きになっていました。株価指数先物(期近物)の裁定買い残高をみると9月15日が1兆6571億円(前週比3278億円増)、22日が2兆154億円(同3577億円増)となっています。高値に進んだことで市場心理が好転し物色意欲は旺盛になっていますが、物色面には方向性がみられません。買い戻し主導で上げてきたせいです。ただまだ調整局面入りしてはいません。意外な強さともいえますが、先行きは相当読みにくくなったように思います。

 2大イベントを前に市場は動きづらい展開に

29日の米国株は上昇しました。NYダウは小幅反発し前日比23ドル(0.1%)高の22405ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同42㌽(0.7%)高の6495で引けています。利益確定売りに押される場面が目立ったものの、引けにかけて10年物の国債利回りが上昇したのを受けて利ざや拡大期待から金融株が買われ、相場を押し上げました。NYダウは20日に付けた最高値にあと7ドルとなっています。これを受けたCMEの日経平均先物は20360円と日経平均終値比3円高で引けています。
外国人は9月第3週(19~22日)も日本株を売り越しました。売り越すのは9週連続でこの間の売越額は1兆6250億円に達します。8月9日に北朝鮮がグアム周辺へのミサイル発射を計画していると伝わって以降、有事に備えた日本株売りが続いているようです。ただ第3週の売越額は611億円とその前の週(4172億円)からは大きく減少しています。売りが一巡しつつあるかはもう少し様子を見なければわかりませんが、いい傾向です。
一方、先物では大幅な買い越しとなっています。日経平均ラージとミニ、TOPIX先物合計の買越額は9/15で終わる週が1兆2266億円、9/22で終わる週が9066億円に達しています。これが裁定買いを通じで日経平均を押し上げたわけです。ただ先物の買い戻しは株価の動きから見ても一巡したのではないかとみています。
日経平均は高値まで進んできましたが、ここからの見通しは読めにくくなっています。急ピッチな上昇への警戒感に加え、衆院選が波乱含みの展開になりそうな状況になったからです。あと2週間したら7~9月期決算発表も始まります。この2大イベントを前に市場は動きづらい展開となりそうです。相場や物色面に方向性が出てくるまでは休むも相場でいいのではとみています。

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