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投資戦略レポート

2017年10月23日号

連続上昇日数が過去最長記録に並ぶ

先週、日経平均株価は14日続伸し連日の年初来高値更新となりました。14日続伸は1960年12月~61年1月以来、約57年ぶり。これは過去1回だけ記録した連続上昇の最長日数で、今回その記録に並んだことになります。市場の雰囲気は良くなっていたものの、上値は重く強弱感が対立した形になっていましたが、10月に入って一気に上昇する形になっています。売り方の買い戻しに加え、日本株の上昇に乗り遅れた海外勢からのニューマネーが相場を押し上げています。総選挙や上場企業の中間決算発表を前に動きにくい状況下ですが、そうした中での年初来高値更新となっています。
前回の14連騰では日経平均は1287円→1403円まで9.0%上昇しましたが、今回は5.4%(19274円→21457円)にとどまっており、高揚感は感じられません。東証1部の売買代金も活況の目安となる2兆円は上回っていますが、活況と云えるレベルではありません。
高値に進んだことで市場心理は好転し物色意欲は旺盛になっていますが、不思議なことに物色面には方向性はみられません。買い戻し主導で上げてきたせいです。意外な強さではありますが、先行きは読みにくくなったように思います。直近安値を付けた9月7日(19274円)から2180円超(11.3%)上昇しており高値警戒感が出ていますので、暫くは慎重なスタンスが必要ではないかとみています。

決算発表までは様子見で

20日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比165ドル(07%)高の23328ドルと5日続けて過去最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同23㌽(0.4%)高の6629と2日ぶりに過去最高値を更新しています。多くの機関投資家が運用の指標とするS&P500種株価指数も6日続伸、主要3指数がそろって最高値を更新しています。
前夜、上院で2018年度の予算決議案が可決したことで、法人減税を含む税制改革の実現期待が高まり、企業業績が押し上げられるとの見方から幅広い銘柄が買われました。NYダウは寄り付きから上げ幅を広げ、ほぼこの日の高値で引けています。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比92円高の21550円で引けています。
外国人は10月第2週(10~13日)も日本株を買い越しました。買越額は4593億円と前週(6575億円)に続いて大規模なものになっています。それまでは9週連続で売り越していましたので、日本株買いに転じた可能性が強まってきました。ただ日本株上昇に乗り遅れまいとして買ってきた可能性もありますので、決算発表直前もこうした動きが続くかは不明。とはいえ日本株には朗報です。
日経平均は1996年10月以来となる21年ぶりの高値に進んできましたが、ここからの見通しは難しくなっています。地合いは良くなっていますが、急ピッチな上昇に対する警戒感に加え、決算発表を控えているからです。衆院選では与党が勝ちそうな情勢になっていますが、相場はすでにそれを織り込んでいまるはずです。どの程度の勝利になるか分かりませんし、今週後半からは7~9月期決算発表も始まります。決算発表までは様子見でいいのではとみています。

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