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投資戦略レポート

2017年10月16日号

ほぼ21年ぶりの高値に

先週、日経平均株価は4日続伸し連日で年初来高値を更新しました。続伸は9日連続となり、終値は21155円とほぼ21年ぶりに21000円台を回復して引けています。総選挙モード入りし市場の雰囲気は良くなっていますが、上値は重く強弱感が対立した形になっていました。こうしたなか週間で465円(2.24%)高し、一段高に進んだわけです。9月8日の直近安値からは1881円(9.75%)の上昇となります。

前日比200円(0.95%)高となった13日は後場から突如として急伸する動きでした。詳細は分かりませんが、日本株に弱気だった海外勢が引き金を引いたのではといわれています。空売り比率が40%を超える異常な状態(ピークは9/5の45.2%)が続いていたので、色々なところで売りがたまっていたのでしょう。その買い戻しで裁定買いから指数が上昇する動きになっていました。株価指数先物(期近物)の裁定買い残は9月15日で終わる週に3278億円、22日で終わる週に3577億円、28日で終わる週に4135億円、合計1兆990億増加していました。こうした中、22日投開票の衆院選で与党優勢との情勢調査が相次いだため、海外勢がついに白旗を上げ、損失覚悟の買い戻しに動いたことが国内の弱気派にも飛び火し、下がれば利益が出る「ベア型」ETFの持ち高を積み上げていた個人投資家や地銀などが、一斉に持ち高解消に動いた結果ではないかと云われています。

日経平均が高値に進んだことで市場心理は好転、物色意欲は旺盛になっていますが、物色面には方向性はみられません。買い戻し主導で上げてきたためです。意外な強さではありますが、ここからの見通しは読みにくくなったように思います。

 決算発表までは様子見が賢明

13日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比30ドル(0.1%)高の22871ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同14㌽(0.2%)高の6605と2日ぶりに過去最高値を更新しています。中国の輸出増を示す経済指標を受け、世界経済に対する楽観的な見方が広がり、ハイテク株や素材株など景気動向に左右されやすい銘柄を中心に買いが優勢となりました。ただ高値警戒感は強く、上値の重い動きでした。NYダウも過去最高値まであと1㌦ちょっとの水準にあります。これを受けたCMEの日経平均先物は21225円と日経平均終値比69円高で引けています。

外国人は10月第1週(2~6日)も日本株を6575億円買い越しました。買い越しは2週連続で今年最大となっています。それまでは9週連続で売り越していました。第2週(10~13日)も買いは続いており、本格的な買い戻しに転じた可能性があります。期待したいところです。

日経平均はほぼ21年ぶりの高値に進んできましたが、ここからの見通しは難しくなっています。地合いは良くなっていますが、急ピッチな上昇への警戒感に加え、衆院選も迫っています。衆院選では与党が勝ちそうな情勢になっていますが、近々に7~9月期決算発表が始まります。それまでは様子見でいいのではとみています。

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