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投資戦略レポート

2016年8月22日号

 投資家の悩みは深まる

東京市場は方向感の定まらない動きになっています。先週、日経平均株価は5営業日中、3営業日で下落、終値は16545円と前週末比374円(2.2%)安で引けました。下落率は小さくありませんが、円相場の1㌦=100円割れを受けて大幅安した16、18日を除くと方向感のない動きとなっています。日銀のETF買いへの思惑から日中の相場が乱高下しやすくなっているためです。長期投資家の買いが入りにくい中、市場はETF買いが入らないとみた短期筋の売り仕掛けや買いを見越した思惑買いで上下に振られる動きになっているのです。
マーケットが自然体の相場から逸脱しつつあることで不安定な動きになってきた感じです。何を基準に売買したらいいのか分からなくなりつつあることがこういう相場を現出しています。先週号でも指摘しましたが、日銀の大規模なETF買いをきっかけに投資家の悩みは深まっています。株価の歪みが増しているこの環境下でどう対処するか。投資家はいま考え時に来ているように思います。

 物色の方向性が見えてくるまでは様子見も一法

19日の米国株は小幅安。NYダウは前日比45ドル(0.2%)安の18552ドルとなり、ハイテク株比率が高いナスダック指数も同1㌽(0.0%)安の5238で引けています。重要な経済指標の発表が少ないなか、利上げに前向きな金融当局者の発言が相次いだことで、近い時期の利上げを警戒した売りが優勢となったようです。市場の想定よりも早い9月利上げの可能性も意識されたようですが、積極的に売り込む動きは限られたとのことです。これを受けたCMEの日経平均先物は19日の日経平均終値比45円安の16500円で引けています。
外国人は8月第2週(8~12日)に2週ぶりに日本株を買い越しました。買越額は484億円。このところずっと買い越しと売り越した繰り返しています。日本株に対する運用スタンスが定まっていないからだと思われます。上場企業の業績見通しがはっきりしてくるまではこうした動きが続く可能性があります。
上場企業の4~6月期決算発表は一巡しました。買い手掛かり材料が乏しくなりましたが、今回の決算発表では好決算ながら売られた銘柄も目に付きました。日銀のETF買いが相場を分からなくしている面もあり、物色の方向性が見えてくるまでは様子見も一法とみていますが、好決算ながら売られた銘柄のうち下げ止まったのは狙い目ではないかとも見ています。

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