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投資戦略レポート

2016年8月1日号

 暫くは方向感のない展開か

7月29日の日銀金融政策決定会合の結果発表を前に動きにくい相場展開となっていましたが、先週、日経平均株価は前週末比58円(0.34%)安の16569円で取引を終えました。為替相場の乱高下を受け、上昇したり下落したりでしたが、終わってみれば方向感に欠ける動きだったように思います。日銀は同会合で追加緩和を決めたものの、予想外の内容だったため、最初は結果を受けて株価が急落しました。しかしその後はマイナス金利は現状を維持するとの決定が次第に評価され、引けにかけて買い戻され、結局は前日比プラス引け。マイナス金利の深掘りがなくなったことで銀行の業績悪化懸念が後退し、金融株中心に戻す展開となりました。
追加緩和ではETFの買い入れ額を年3.3兆円→6兆円に増やすことが目立った程度。今回は小幅な緩和にとどめ、本格緩和は次回に温存したのではと捉えられるような内容ではなかったかと思います。このため外為市場では円高・ドル安が進行し株安が進んだものの、その後は日銀のETF購入倍増による相場下支えが意識される展開となりました。ただ発表からまだ間がなく消化不良の感じもします。暫くは方向感のない相場になるのではとみています。

 好決算銘柄が狙い目

29日の米国株はまちまちの動きでした。NYダウは5日続落し、前日比24ドル(0.1%)安の18432ドル引け。一方、ナスダック指数は4日続伸し、同7㌽(0.1%)高の5162と年初来高値で引けています。4~6月期の実質GDP(速報値)が前期比年率1.2%増と市場予想(2.6%程度)を大幅に下回り、1~3月期成長率も下方修正したことが相場の重荷になりました。ただこれにより早期の利上げが後退したとの見方も広がり、下値も限られました。発表が佳境を迎えた主要企業の4~6月期決算では業績が市場予想を上回る例も目立ち、悲観的な見方はありません。
同日のCMEの日経平均先物は16320円と日経平均終値比249円安。日銀が決めた追加金融緩和が小規模にとどまったとの見方から円高が進み、売られる展開になりました。4~6月期の米実質GDP成長率が市場予想を下回ったのも重荷となったようです。
外国人は7月第3週(19~22日)に2週ぶりに日本株を売り越しました。売越額は1261億円。このところ買い越したり売り越したりと動きは定まっていません。日本株に対する運用スタンスが定まっていないからだと思われます。上場企業の業績見通しがはっきりしてくるまでは方向性は出ない可能性もあります。
先週から4~6月期の決算発表が始まりました。決算発表期間中は決算だけが株価材料となるため、内容の見極めは重要です。これまでは内需関連は好決算でも売られる銘柄が目立っていましたが、外需関連は減益決算でも思ったほど悪くないという理由で買われるケースが目に付きました。当面は好決算銘柄が狙い目となりますが、今回は業績悪化懸念から売り込まれた銘柄にも目を向ける必要があるように思います。

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