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投資戦略レポート

2016年7月25日号

 海外勢が戻ってきた可能性も

東京市場は為替相場に振られる動きになっています。先々週以降、日経平均株価は順調に戻して来ましたが、22日は日銀の黒田総裁の発言などで円高・ドル安が進んだため、前日比182円(1.09%)安の16627円と久々に下げたと云えるような下げになりました。ただ積極的に売り込む動きは見られず、意外にも底堅さが感じられる動きでした。1㌦=105円台に振れたといっても一時の100円を割れそうな時期からは円安になっており、業績悪化懸念が和らいだからでないかと思います。
週間の上昇幅は130円(0.79%)と方向感は出ていませんが、決算発表前で動きにくいということを考えればしっかりした動きともいえます。相場の世界では売りの需要(お金の必要な人)は常にありますが、買いの需要はそうではありません。自然体なら下がっておかしくない相場が底堅く推移しているのは、海外勢が戻ってきているからではないかと考えています。

 業績悪化懸念から売り込まれた銘柄にも目を向ける必要も

22日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比53ドル(0.29%)高の18570ドルとなり、4週続けての上昇となったほか、ナスダック指数も同26㌽(0.52%)高の5100と年初来高値で引けています。多くの機関投資家が運用の参考指標とするS&P500種株価指数も反発、過去最高値引けとなっています。主要企業の決算は強弱入り交じるものになっているものの、年後半に向けた業績回復期待は根強く、これが相場を支えたようです。なお同日のCMEの日経平均先物は16635円と日経平均終値比7円高で引けています。
外国人は7月第2週(11~15日)に2週ぶりに日本株を買い越しました。買越額は3511億円。この週は円安進行を背景に日経平均が1400円近く上昇した週で、裁定買い残も2060億円超増加しています。裁定買い残は7月8日時点で5764億円(期近物)と記録的水準まで減少していましたので、増加基調に転じたのではと捉えています。裁定買いは先物高から発生しますので、その背後には外国人の先物買いがあるとみられます。その後、これが現物買いにつながります。先週の意外な底堅さはそれを映したものではないかとみているわけです。
今週から上場企業の4~6月期決算発表が始まります。決算発表期間中は決算だけが株価材料となるため、内容の見極めが重要となります。これまでの動きから内需関連は好決算でも売られる銘柄が目立っていますが、外需関連は減益決算でも思ったほど悪くないということで買われるケースが目立ちます。好決算銘柄が狙い目とはなりますが、今回は業績悪化懸念から売り込まれた銘柄にも目を向ける必要があるように思います。

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