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投資戦略レポート

2015年3月30日号

 市場はにわかに不安定な動きに

  株式相場はわかに不安定な動きになってきました。先週、日経平均株価は26、27日と大きく下落。特に27日は前日比118円高となった後に371円安まで急落、その後、急速に戻し185円安で終わるなど乱高下しました。週間の騰落幅は275円(1.4%)。7週ぶりの下落で、週足チャートは10週ぶりの陰線となっています。
 特段の材料がない中での下落でした。何がきっかけなのかまだ分かりません。ただ直近までの上昇ピッチが速かったため、日本株を利確したいと思っていた海外の短期筋が株価指数先物に大量の売りを出したのが主因ではないかとみています。これが裁定解消売りを招いて下げを加速、一方、19000円近くまで下落した場面では、安く買いたい投資家らの買いや日銀のETF買い、GPIF(公的年金)の買いが入り下げ幅を縮小。これが乱高下のメカニズムではないかとみています。その背後にあるのが米国経済への警戒感。ドル高基調という相場上昇の前提に変調の兆しが出てきたことが売り姿勢に動かす要因になったのではとみています。
 好需給を理由に楽観ムードに包まれていた東京市場ですが、地合い一変で調整色が強まるとの見方も急速に広がっているようです。これまで「(前略)押し目待ちに押し目なしの状態となっていますが、それなりの注意は必要ではないかとみています」と指摘してきましたが、そのような動きになってきたように思います。

 当面は休むも相場か


 27日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比34ドル(0.19%)高の17712ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同27㌽(0.57%)高の4891で取引を終えています。前日まで下落基調が続いていたため、目先の戻りを期待した買いが優勢となったようです。イエレンFRB議長の講演を受け、FRBの利上げペースが緩やかになるとの見方が改めて意識されたことも買い安心感につながったようです。これを受けたCME日経平均先物は大阪取引所終値比40円高の19360円で引けています。
 外国人は2月第2週から6週連続で日本株を買い越しています。累計買越額は1兆800億円超で、買越額は158億円、1538億円、2682億円、2100億円、3062億円、1334億円と膨らんでいます。上昇相場に乗り遅れまいとして先物買いを先行させた後、現物買いに転じていることがうかがえます。ただ先週の動きかこうした買いが今後も続くかは不明。日本株の基本的な需給は良好だとみていますが、暫くは外国人の動きから目が離せなくなりそうです。
 日経平均が15年ぶりの高値に進んできたことで日本株は新たなステージに入ったといえますが、先週の乱高下で強気心理は揺らぎつつあります。現時点では悪材料が一巡すれば上昇基調に戻るとの見方が大勢だと思いますが、2万円を意識して一本調子で上げてきた株価を巡って強弱感が分かれているときだけに、いまは調整に備え、ポジションを中立にする時ではないかとみています。当面は休むも相場とみています。

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