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投資戦略レポート

2015年3月2日号

 テクニカル的には過熱感も・・・

 堅調な相場です。先週、日経平均株価は5営業日中、4営業日上昇、終値は18797円と約15年ぶりの高値となっています。週間の上昇幅は465円(2.54%)。1月26日号で「日経平均は1月14日の16795円で底を入れた可能性が出てきたように思います」といち早く指摘しましたが、それが裏付けられました。東証1部の売買代金は活況の目安となる2兆円をずっと上回っています。指数がリーマンショック後の高値を抜けたことで、相場は新たなステージに入ったとみられます。
 ただ釈然としない面も残ります。日経平均がフシを突破し15年来の高値に進んでいるのに高揚感が感じられません。市場には活気というか熱気が溢れてくるものですが、そんな状態にもなっていません。売買代金は増加こそしているものの、指数がここまで上昇していることを考えると物足りなさも感じられます。先物に買いが入り裁定買いを通じて指数を引っ張る形になっているため、相場が底上げしているような感じにはなっていないのです。
 実感なき新値更新ですが、昨年10月の直近安値から4268円(29.35%)も上昇しているので、テクニカル的には過熱感も出始めています。騰落レシオは141.4%と過熱状態とされる120%を上回る水準まで上昇しており、25日移動平均線からの乖離率も買われすぎとされる5%に迫っています。国内年金資金や外国人などからの買いが入っているようで、押し目待ちの押し目なしの状態が続いていますが、それなりの注意は必要ではないかと見ています。

 好決算でも評価されなかった銘柄や下値リスクの乏しい銘柄などに注目


 27日の米国株は下落しました。NYダウは前日比81ドル(0.45%)安の18132ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同24㌽(0.49%)安の4963で引けています。株価が過去最高値圏にあるため、週末とあって目先の利益を確定をする売りが優勢でした。シカゴ購買部協会が発表した2月の景気指数が45.8と市場予想(58程度)を大きく下回ったことも重荷となったようです。これを受けたCMEの日経平均先物は18845円と大阪取引所終値比25円高で引けています。
 原油安とギリシャ問題の再燃から外国人はリスク回避姿勢を強めていましたが、大幅な日本株売りは1月上旬で一巡したようです。投資主体別売買動向によると、外国人は2月第2、第3週(16~20日)と日本株を買い越しています。買越額は各158億円、1538億円。株価指数先物を合わせると第3週は1兆1223億円の猛烈な買い越しとなっています。上昇相場に乗り遅れまいとして先物買いを先行させたことが主因だとみられます。このような買い越しが今後も継続するかは疑問ですが、日本株に再び目を向けてきたことは相場にはプラスでしょう。
 市場の雰囲気はかなり良くなっていますが、日経平均が15年ぶりの高値に進んできたことで、先行き更に良くなってくるとみられます。ただ騰落レシオが買われすぎ状態になっていることには留意する必要があります。指数が直近安値から3割近くも上昇しているため、高値まで上昇している銘柄は物色対象からは外すべきでしょう。今回の決算では好決算を発表しても評価されなかった銘柄が多かったように思いますので、狙い目となるのはそうした銘柄や下値リスクの乏しい銘柄などではないかと思います。

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