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投資戦略レポート

2014年1月27日号

 慎重なスタンスが求められるところ

 東京市場は値動きのやや荒い動きとなっています。地合いは良好で物色意欲は旺盛なのですが、不思議なことに方向感はまだはっきりしません。先週、日経平均株価は5営業日中、3営業日下落、週間では343円(2.18%)安となりました。大発会に382円安となりましたが、今年に入って日経平均が200円以上、上下したのは14営業日中、6営業日になります。海外投資家による先物主導の売買に指数が振り回されているためです。
 とはいえ東証1部の売買代金は活況の目安となる2兆円を超えており、物色意欲は衰えていません。304円の大幅安となった24日も3兆800億円と3兆円を上回っています。SQ算出日を除くと、3兆円超えはほぼ半年前の2013年7月19日以来となります。投資家の中長期的な強気スタンスは変わっていませんが、海外ファンドの先物への断続的な売りがその期待を打ち負かすかのような動きとなっています。海外投資家と国内投資家の力関係から見て仕方ない動きですが、日経平均が25日移動平均線を下回り、昨年12月17日以来の水準まで下げてきたため、ここは慎重なスタンスが求められるところです。
 記録的水準まで上昇していたNT倍率は12.17倍とニュートラルな水準まで低下しており、これまでの指数主導のいびつな上昇はかなり修正されています。東証の売買代金に占める空売り比率を見ると、22、23、24日と3日連続で30%を超えています。30%を超えると相場が「陰の極」に達したサインとされるだけに、相場反転の時期も近づいているのではとみています。

 狙い目となるのは好決算銘柄


 24日の米国株は急落。NYダウは4日続落し、前日比318ドル(1.96%)安の15879ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数も続落し、同90ポイント(2.15%)安の4128となっています。NYダウの下げ幅は約7カ月ぶりの大きさ。中国など新興国を中心とした世界景気の先行き不透明感が強まり、運用リスクを回避する動きが加速しました。トルコリラなど新興国の通貨が急落し、日本や欧州の株式相場が軒並み下げたことも下げに拍車をかけたようです。これを受けCME日経平均先物も大証終値を510円下回る14930円で引けています。今週はこれにサヤ寄せする形で売り先行の始まりとなりそうです。
 1月第2週の投資主体別売買動向で外国人は2週連続で日本株を売り越しました。10日の米雇用統計が市場予想を下回り、米景気回復への期待がやや後退したたため、利益を確定する動きが続いたようです。ただ売越額は371億円と第1週の1593億円から縮小しています。連続の売り越しではありますが、日本株買いが途切れたとは見ていません。積み上がったポジションを調整したあとは再び買い越しに転じるのではとみています。
 個人投資家は昨年、日本株を11兆7200億円(現金ベース)売り越しました。記録的な売り越しですが、1月第1週は1317億円、第2週は759億円の買い越しと久々の買い越しとなっています。昨年は外国人買いに対して売り向かっていたわけですが、第1、第2週の動きから今年は逆のパタ~ンとなる可能性が強まって来たように思います。株などを売却した後に置いておく「待機資金」のMRFは昨年末で11兆円超と過去最高水準に膨らんでいます。こうした資金が「値上がりが見込めそうな銘柄」に向かい、日本版NISAのスタートも加わって連続の買い越しにつながったのだとみられます。
 ここへ来て相場の値動きがやや荒くなっていますが、今週からは上場企業の決算発表が本格化します。決算発表期間中は決算だけが株価材料となりますので、ここはチャンスです。狙い目となるのは好決算銘柄。株価が好業績を織り込んでいるかいないかの見極めは重要です。

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