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投資戦略レポート

2014年1月20日号

 全般相場と指数が一致しない動き

 東京市場は方向感のはっきりしない動きになっています。地合いは良好で物色意欲は旺盛なのですが、全般相場と指数が一致しない動きになっています。先週、日経平均株価は4営業日中、3営業日で下落、週間では178円(1.11%)の下落となりました。大発会に続いて14日には489円(3.07%)安となるなどやや荒い値動きとなっています。海外投資家による先物主導の売買に指数が振り回されているせいです。東証が発表した先物の投資部門別売買動向(日経平均先物+TOPIX先物)によると、海外投資家の1月第1週(6~10日)の売越額は4151億円に達しています。同期間の裁定解消売りも2961億円出ており、これが年始の波乱相場につながりました。第2週もこうした動きに引きずられる状況になっています。
 しかし東証1部の売買代金は17営業日連続で活況の目安となる2兆円を超えており、物色意欲は衰えていません。12円安となった17日も、東証1部の騰落銘柄数は値下がり404に対し値上がりが1281とほぼ全面高商状で、全般相場と指数がシンクロしないおかしな状況になっています。日経JASDAQ平均は昨年来高値を更新、月足ではリーマンショック前の2007年2月以来の水準まで戻しており、マザーズ指数も同年3月以来の水準まで上昇、東証2部株指数も2007年7月以来の水準まで戻しています。
 昨年11月以降の相場上昇が指数中心の上昇だったため、その修正が起きています。いびつな形の上昇になっていますとこれまで何度も指摘してきました。地合いが良好なことから、いびつな上昇が修正されたら再び上値追いの動きになるのではと見ています。

 狙い目となるのは下値リスクの乏しい銘柄や調整一巡感の出た銘柄など


 17日の米国株はまちまちの動きでした。NYダウは反発し、前日比41ドル(0.25%)高の16456ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数は4営業日ぶりに反落、同21ポイント(0.450)安の4197で引けています。NYダウは決算内容が主導する動きで、好決算を発表したアメックスが上昇を牽引、ナスダック指数はアップルやグーグルなど時価総額の大きい銘柄の下落が響く形になりました。3連休前の取引とあって方向感に欠ける動きでした。このためCME日経平均先物も大証終値比小幅高(30円)の15730円で取引を終えています。
 外国人は1月第1週に11週ぶりに日本株を売り越しました。売越額は1593億円と2012年6月第1週以来の大きさ。年末に掛けての相場上昇が指数中心のいびつな上昇だったため、ひとまず利益を確定する動きが広がったようです。ただこれで日本株買いが途切れたとは見ていません。積み上がったポジションを調整した後は再び買い越しに転じると予想しています。
 個人投資家は昨年、日本株を11兆7200億円(現金ベース)売り越しました。記録的な売り越しですが、1月第1週は1317億円の買い越しと久々の買い越しとなっています。昨年は外国人買いに対して売り向かっていたわけですが、第1週の動きから今年は逆のパタ~ンとなる可能性が強まって来たように思います。株などを売却した後に置いておく「待機資金」のMRFは昨年末で11兆円超と過去最多に膨らんでいます。こうした資金が「値上がりが見込めそうな銘柄」に向かっており、日本版NISAのスタートも加わって第1週の買い越しにつながったのだとみられます。株式需給は先行きかなり良くなってきそうです。
 東京市場は高値圏で方向感のない動きになっていますが、225構成銘柄以外の中小型株はしっかりの動きが続いています。こういう局面では上がっている銘柄は避け、中小型株で下値リスクの乏しい銘柄や調整一巡感の出た銘柄などが狙い目ではないかと見ています。

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