ログイン

お試し入会

銘柄相談

株式投資はSBI証券

投資戦略レポート

2013年7月29日号

 調整局面入りした公算が大

 先週、日経平均株価は3日続落し、前週末比460円(3.15%)の14129円で引けました。週間では6週ぶりの下落で、26日の下落幅は432円と(2.97%)と今年7番目の大きさでした。流れが変わったのではと感じさせる動きでした。米国の金融政策や景気の先行きに神経質に反応する傾向が強まり、外為市場では円が1ドル=98円台まで上昇、中国など新興国の景気減速懸もあって企業業績への影響を巡り、警戒感も強まっています。上場企業の決算発表が今週、最初のピ-クを迎えるため、様子を見極めたいとして買いをひとまず控える動きが強まったことも、下げを大きくしたようです。
 決算発表はまだ序盤ですが、中国や欧州など海外需要の弱さが重荷になる例が相次ぎ、想定ほど良くはないのではとの見方も広がっています。参院選で与党が大勝し、「ねじれ」が解消されても大幅高とはなりませんでした。織り込み済みというわけです。企業業績を見極めるまでは大口投資家は積極的売買は控えるため、発表が一巡する来月上旬まではもみ合う展開が続くとみた方がいいように思います。
 先週号で、「東京市場はテニカル的に買われすぎ状態となっていましたので、下げに転じた場合は調整局面入りした可能性が強まってきます」と指摘しましたが、日経平均はトレンド転換したような下げになっていますので、すでに調整局面入りしたと見ていいと思います。ただ中長期的な上昇トレンドは変わっていないと考えていますので、下げは大きなものにはならないと見ています。「2番底形成」の動きとなったら積極買いに転じてもいいのではないかとみています。

 好決算発表銘柄が狙い目

 26日の米国株は上昇しました。NYダウは小幅ながら続伸し、前日比3ドル(0.0%)高の15558ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数は3日続伸し、同7ポイント(0.2%)高の3613で取引を終えています。ナスダック指数は2000年9月29日以来、約12年10カ月ぶりの高値。NYダウも過去最高値圏での推移となっています。来週のFOMC4~6月期のGDP統計、7月の雇用統計など重要指標の発表を前に、利益確定売りから一時150ドル下落する場面もありましたが、その後、急速に戻し、プラス引けとなっています。景気や企業業績回復期待からの買いが優勢になったようです。
 外国人の日本株買いは途切れていません。外国人は6月第1週(3~7日)から7週連続で買い越しており、6月以降の累計買越額は1兆6800億円超に達しています。5月まではヘッジファンドなど短期資金中心の買いでしたが、相場急落後は年金など長期投資家の資金が中心になっているようです。ファンダメンタルズに基づいた買い方になっていますので、先行きに繋がる動きではないかと思います。
 長期的な上昇相場は変わっていないとみていますが、東京市場は調整局面入りした可能性大となっています。こうした局面では慎重なスタンスが必要でしょう。「円安効果」 VS 「中国景気の減速」が企業業績にどう影響するかも見極めなければなりません。ただ年間で最も儲けやすい決算発表シーズンの幕開けです。好業績発表銘柄は狙い目でしょう。その場合、株価が好業績を織り込んで上昇しているか、そうでないかの見極めが重要となることは言うまでもありません。

↑ページTOPへ

ご注意!!

当社の名をかたって未公開株などの販売を行う業者の存在が確認されています。
当社は未公開株の販売は行っていません。またパンフレットを送って契約を取り付けるような営業も行っていません。
ご注意ください。

投資情報の重要性

苦情処理・紛争解決体制