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投資戦略レポート

2013年4月15日号

 いまは休みたくても休ませてもらえない相場

 強い相場です。先週も東京市場はさらに上伸、日経平均株価は前週末比652円(5.08%)高の13485円で引けました。直近安値を付けた4月2日から11日の高値までの上昇幅は1546円(12.88%)にも上ります。ザラバベースでは7営業日で1743円、14.76%も上昇しています。指数(=平均株価)がこんな短期間にこれだけ動くということはめったにみられるものではありません。激動の1週間ではなく、2週間だったように思います。売買代金も7営業日連続の3兆円超え。これは2007年7~8月までの13日連続以来の長さです。
 このところの相場は強弱感が対立するなか、売り買いが交錯し、売買代金が膨らむ形になっています。野田前首相が衆院解散を表明した昨年11月14日からの日経平均株価の上昇率は実に56.38%(4885円)。2005年の郵政解散のときは約7ヶ月間で49.1%、そして2009年のリーマンショックのときは約5ヵ月で50.8%上昇しました。今回はより短い時間でより上昇しているわけです。今回は日本経済が落ちるところまで落ちてから回復しようとしている局面にあるため、これで終わりということはないとみていますが、少なくても「ひと相場」、上昇の第1ラウンドは終わりつつあるのではないかと考えています。いまは「休みたくても休ませてもらえない相場」になっていますが、これまでが異常すぎました。短期間にこれだけ上昇したらそれなりの調整があっておかしくありません。

 暫くは様子を見極めるべきか?

 12日の米国市場は下落しました。NYダウは5営業日ぶりに反落し、前日比8セント(0.0%)安の14865ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数も同5ポイント(0.2%)安の3294で取引を終えています。3月の小売売上高が市場予想を上回る落ち込みとなり、4月の消費者態度指数(速報値)も大幅に低下したため、GDPの約7割を占める個人消費が減速するとの警戒感が強まりました。NYダウが史上最高値まで上昇していたため、利益確定売りを出すきっかけになったようですが、下値の堅さも目立っています。日米などの金融緩和を背景に市場に資金が流入するとの見方が根強く、下値では押し目狙いの買いが入っています。
 日銀の「異次元」の金融緩和を受けて海外投資家の日本株買いが再び加速しています。海外勢の4月第1週の(1~5日)の買越額は7147億円と前週の2725億円から大きく増加。野田前首相による衆院解散表明後の累計買越額は6兆5645億円にものぼります。今後も高水準の買い越しが続くとは云えませんが、円高修正による企業業績の回復が想定を上回るものになりそうで、買い越し基調に変化はないとみています。
 活況相場が続いていますが、東京市場は強弱感が対立、高値警戒感も広がっています。買い疲れ感みたいなものも相当出ているように思います。テクニカル的にはいつ調整があっておかしくありません。こういう局面では行け行けどんどんではリスクが大きすぎます。ここは様子をもう少し見極めるべきでしょう。今月下旬からは決算発表も始まります。動くのはそのときからではないかと考えています。

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