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投資戦略レポート

2012年5月28日号

 反転のきっかけが掴めない状態が続く!

 底値模索の動きが続いています。先週、日経平均株価は31円(0.36%)下落しました。終値は前日比17円安の8580円。週間ベースでは8週連続の下落で、1992年3~5月に9週連続で下げて以来、約20年ぶりの長さとなっています。欧州不安が心理的な重荷になり、値ごろ感からの買いも入ってきません。ただ先々週までのずるずる下値を切り下げる動きではなくなっています。底値模索というか、下値を固めつつあるような動きです。
 日経平均の3月高値からの下落率は16.57%に達しています。騰落レシオなどテクニカル指標からは明らかに売られすぎ状態で、いつ反転してもおかしくありません。MACDからも買い場が到来しつつあります。売買が細ったなかでの動きではありますが、相場はいい方向に向かいつつあるように思います。
 先週号でも指摘しましたが、日経平均採用銘柄のPERが11.02倍と東証1部全銘柄の11.52倍を下回っているのは異例なことです。外国人の保有が多くなるため日経平均採用銘柄のPERは東証1部全銘柄より高くなるというのがこれまでの常識でした。それが崩れたということは外国人売りがいかに大きかったかを示しています。反転のきっかけが掴めない状態になっていますが、東京市場は大きく捉えれば底値圏には到来しつつあるとみられます。

 狙い目となるのは為替や海外景気の影響を受けにくい銘柄!
 

 25日の米国株は下落しました。NYダウは前日比74ドル(0.60%)安の12454ドル、ハイテク株比率の高いナスダック指数は同1ポイント(0.07%)安の2837で引けています。消費者心理を映す消費者態度指数(5月確報値、ミシガン大学調べ)が2007年10月以来、4年7カ月ぶりの水準まで回復しましたが、米格付会社がスペインの金融機関5社の長期債務格付を引き下げたことで、スペインの債務問題が深刻化していると受け取られ、売りに押される展開となっています。ただ米国株はここへ来て下げ渋る動きになっており、先々週までとは一線を画した動きになっています。反転する可能性が出てきただけに期待したいところです。
 投資家のリスク回避の動きは続いており、海外投資家は4月第3週(14~18日)から5週連続で日本株を売り越していますが、売越額は5月第2週の2074億円から第3週は833億円と大きく減少しています。主力株の動きから先週はさらに減少したとみられます。
 6月17日のギリシャ再選挙まではユーロ相場や株式相場は不安定な動きが続くとみられますが、東京市場が底値圏に到来しつつあるのは確実だと思われるため、ここからは買いも考えるべきでしょう。為替が円高に振れて来ていますので、当面は為替相場や海外景気の影響を受けにい内需関連を中心に考えた方がいいように思います。

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