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投資戦略レポート

2012年2月6日号

 投資家のマインドが好転!

 東京市場は依然、強弱感が交錯する展開となっています。騰落レシオが過熱ラインとされる120%近辺で推移しておりひとまず利益を確定しようという売りと、来期の業績回復を期待した買いが拮抗する形となっています。先週の日経平均株価の変動幅はわずかマイナス10円。指数的には極めて膠着感の強い動きになっていますが、市場の雰囲気は悪くありません。予想を下回る有力企業の決算発表が相次いでいますが、売り圧力は限定的で、来期への期待から指数を上回る動きを見せる銘柄が少なくありません。
 日経平均は14日連続で25日線を上回っており、2日には25日線と75日線がゴールデンクロスを形成しています。株価の中期トレンドを示す75日線が上向きに転じているなかでのクロスだけに最高のパターンでのクロスです。26週線も3週連続で上回っており、過去半年間に株を買った投資家は含み益状態に変わっています。
 証券会社の株式投資セミナーへの参加者が予定を上回り入場を断っているケースが相次いでいるという噂も耳にします。東証1部の売買代金も1兆円を上回るようになっており、投資家のマインドは明らかに好転しつつあります。テクニカル的な過熱感はまだ残りますが、もみが続いて過熱感が消えたら一段高の可能性も出てきたように思います。

 好業績銘柄が狙い目!
 

 3日発表した1月の米雇用統計は予想を上回るものでした。非農業部門の雇用増加数は24.3万人と市場予想(12~15万人)を大きく上回り、失業率も8.3%と予想以上に改善。これを受け、同日のNYダウは前日比156ドル(1.23%)高の12862ドルと、昨年4月につけたリーマン・ショック後の高値(12810ドル)を上回り、2008年5月19日以来の高値となっています。ハイテク株比率の高いナスダック指数も4日続伸し、45ポイント(1.61%)高の2905と2000年12月12日以来、約11年ぶりの高値を回復しています。IMSが発表した1月の非製造業景況感指数が56.8と市場予想(53.1程度)を上回ったことも米景気が勢いを増しつつあるとの期待を膨らませたようです。
 投資家の不安心理を示すVIX指数はフシ目の20を下回り、世界的な株安が本格化する前の昨年7月下旬の水準まで低下しています。欧州発の金融危機への不安が和らいだことに加え、FRBが2014年終盤まで事実上のゼロ金利政策を続けると表明したことで、投資家の姿勢がリスクオフからリスクオンへ変わってきたからでしょう。
 投資主体別売買動向をみても、外国人は5週連続で日本株を買い越しており、1月の月間買越額は4597億円と昨年4月(6260億円)以来、9ヶ月ぶりの高水準になっています。今後もこうした傾向が続くか不透明ですが、少なくともかつてのような資金流出の動きにはならないとみられます。
 先週から決算発表が本格化しています。主要企業では予想以上に業績が悪化している企業も相次いでいますが、全体的には下げは限定的で、底堅い動きとなっています。日本株は歴史的な安値ゾーンにありますので、好決算銘柄などは狙い目でしょう。ただ東京市場は買われすぎ状態になっていますので、好決算を発表した銘柄でも底値から大きく上昇しているものは物色対象から外した方がいいように思います。売られていた銘柄が買われ、買われていた銘柄が売られるなど物色対象が絞りにくくなっていますが、決算発表シーズンは決算内容だけが材料となります。

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