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投資戦略レポート

2010年9月27日号

市場の雰囲気はよくなる方向に
 

 先週は立会日が3日と少なかったため、方向性の掴めない動きでした。東京市場が休場だった間に欧米株式市場が景気減速懸念から下落したことを受け、週末に日経平均株価は94円安と下落。週間では3日続落し、155円(1.61%)の下落となりました。24日は、後場に日銀による円売り介入観測が流れ、日経平均が上げに転じる場面もありましたが、野田財務相が為替介入したかについては「ノーコメント」と発言すると再び円高基調となり、介入観測で買いを入れた向きの手仕舞い売りから下げを大きくするといった展開となりました。
 円相場に翻弄される動きでしたが、15日の政府・日銀による円売り・ドル買い介入をきっかけに市場の雰囲気は良くなりつつあります。日経平均はフシ目となる25日移動平均線や75日移動平均線を回復。下値を気にする投資家はかなり減ってきたように思います。円が1ドル=84~85円台で高止まりしているため上値は重くなっていますが、下値も固くなってきたように思います。こうしたなか3日続落したのは、騰落レシオが114%台に上昇したり、25日線からのカイリ率が4.98%に高まったり、株価がボリンジャーバンドの+2シグマを突破したりと、市場がやや過熱気味になっていたからだとみられます。底値からの上昇率も9.1%になっており、テクニカル的にはいつ調整してもおかしくない状態になっていました。3営業日下落したとはいえ、悲観すべき下げではありません。 
 出来高が増えていないためまだ底を入れたとは云えませんが、「陰極まれば陽転する」との相場格言にもある通り、日経平均は8月31日の8824円で底を付け、反転の動きに入っているのではないかとみられます。今回の下げはセリングクライマックス的な下げではなかったため、後で振り返って分かるような底になるのではないかとみています。

 値幅調整完了型の輸出関連株が狙い目

 24日の米国市場でNYダウは前日比197ドル高の10860円で引け、5月12日以来、約4ヶ月半ぶりの高値を付けました。ハイテク株比率の高いナスダック指数も同54ポイント高の2381と急伸し、5月13日以来の高値で引けました。米欧の経済指標を受けて製造業の業況は底堅いとの見方が広がったからです。米景気の2番底懸念は一時より後退していますが、発表される経済指標は予想を上回ったり下回ったりと、景気回復基調が強まっているわけではありません。予想を裏切る指標が相次げば株価上昇の勢いは失われる可能性がありますが、米国株は7月2日をボトムにNYダウ、ナスダック指数とも戻りに転じてきたのではないかと思います。
  円相場についてはもう少し様子をみる必要がありますが、日本株はこれまでの下げで想定される悪材料は相当織り込んでいるとみられるので、ここは売りでも、様子見でもなく、買いを考えるときでしょう。ただし余裕を持ちながらです。狙い目となるのは値幅調整完了型の輸出関連株と見ます。

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