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投資戦略レポート

2010年3月15日号

 当面は足元を固める展開か

 前週号で「少し動きが変わってきたような感じです」と指摘しましたが、まさにそのような動きでした。先週は日経平均株価が383円(上昇率3.7%)上昇し、戻り高値を一気に更新しました。12日の日経平均の終値は10751円、今年1月の昨年高値まであと231円と迫っています。売買代金は低調で、膠着感の強い側面も見られますが、相場の地合いは確実に好転しているようです。 
 国内外とも景気の回復を示す指標が相次いるうえ、円高の流れにも歯止めがかかり、買い安心感が広がったことが地合い好転の背景。今週は日銀金融政策決定会合や米FOMCが開催されます。追加金融緩和を検討している日銀が新たな金融緩和策を打ち出せば好感される可能性はありますが、市場はそれを先取りして上昇した面もあり、内容いかんでは材料出尽しになる可能性もあります。
  ナスダック指数がリーマンショック前の2008年9月以来の高値に進んできたうえ、NYダウも今年1月に付けた昨年来高値まであと101ドルに迫るなど日本株を取り巻く環境は次第に良くなっています。ただ東京市場は2月9月に付けた年初来安値から約1ヶ月で819円(上昇率8.2%)も上昇し、高値警戒感が強まっているだけに、一段高に進むのは困難。テクニカル指標もやや過熱気味になっていますので、当面は足元を固める展開になるとみられます。

  狙い目は輸出関連株

 欧州問題を巡るギリシャの財政再建策は今週、正式発表されますが、すでにその内容は明らかになっていますので、市場が動揺することはないと思います。東京市場の懸念要因となっていた米新金融規制案も当初の不安は大きく後退、円高懸念も米景気回復期待の高まりなどから和らぎつつあります。中国の金融引き締め懸念はなお残りますが、マーケットの重荷になっていた懸念要因は徐々に薄れています。
 決算期末を控え国内機関投資家は動きにくくなっていますが、市場のメインプレーヤーになっている外国人はここへ来て日本株買いを再開しつつあります。外国人は2月第2週から4週連続で日本株を買い越しており、3月第1週(1~5日)の買越額は前の週に比べ倍以上の2325億円と1月第3週以来の高い水準に達しています。膠着ムードの強かった相場が上放れたのはこれが原因だったわけです。世界経済が回復基調にあるだけに、外需依存度の高い日本企業がその恩恵を最も受けるのとの判断から買っているのだと見られます。
 外国人が買い姿勢を強めているため、狙い目となるのは輸出関連株。物色に当たっては、買われている銘柄よりも調整一巡感の出た、上がる前の銘柄を狙ったほうがいいように思います。

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