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投資戦略レポート

2015年2月23日号

 株高の裾野が広がる

 相場に力強さが出てきました。先週、日経平均株価は3日続伸し、2000年以来、約15年ぶりの高値に進んできました。終値は18332円で、週間では419円(2.34%)の上昇。1月26日号で「日経平均は1月14日の16795円で底を入れた可能性も出てきたように思います」と指摘しましたが、それが裏付けられた形です。売買代金も活況の目安となる2兆円をずっと上回っており、流れは完全に変わった感じです。
 前週号でよくわからない新値更新になっていると指摘しましたが、突如起きた「リターン・リバーサル」の動きで株高の裾野が広がり、全般相場を底上げしつつあります。最初は出遅れた主力株中心の上昇でしたが、主力以外でも好業績の銘柄を買う動きが活発になり、東証2部株指数や日経ジャスダック平均株価も2006年5月以来、約8年9か月ぶりの高値となっています。円安や原油安のマイナス面が先行したため、10~12月期の決算は予想ほど伸びなかったものの、先行きへの改善期待が底流にあるため、買いが途切れません。押し目待ちに押し目なしとなっています。

 好決算でも評価されなかった銘柄などに注目


 20日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比154ドル(0.86%)高の18140ドルとなり、約2か月ぶりに過去最高値を更新しました。ハイテク株比率の高いナスダック指数も8日続伸し、同31㌽(0.63%)高の4955と、2000年3月以来、約14年11カ月ぶりの高値となっています。EUが20日開いたユーロ圏財務相会合で、2月末で期限が切れるギリシャへの金融支援を4カ月間延長することで合意したことを受け、同国の債務問題に絡む混乱が避けられるとの見方から投資家心理が好転、買い安心感が広がりました。これを受けたCME日経平均先物は18505円と大阪取引所終値比145円高で引けています。
 原油安とギリシャ問題の再燃から外国人はリスク回避姿勢を強めていましたが、大幅な日本株売りは1月上旬で一巡したようです。投資主体別売買動向によると、外国人は1月第3週(19~23日)に日本株を4週ぶりに682億円買い越しました。1月第2週までの2週間で8800億円売り越していましたから、大きな変化です。ただ第4週は761億円、2月第1週は2364億円売り越しており、売り越し基調が終わったわけではありません。ただ2月第2週(9~13日)は再び158億円の買い越しとなっていることから、銘柄を吟味した売買に変わってきたことがうかがえます。前向きに評価していい動きではないかと思います。
 決算発表の一巡でこれといった買い手掛かり材料はなくなっていますが、市場の雰囲気はかなり良くなっています。日経平均が15年ぶりの高値に進んできたことで、市場の雰囲気は更に良くなってくるとみられます。ただ騰落レシオが過熱ラインの120%を超える138.7%まで上昇してきたことには留意する必要があります。それ以外では特に過熱感は出ていませんが、直近安値から10%近く上昇していることから、高値まで上昇している銘柄は物色対象からは外すべきでしょう。今回の決算では好決算を発表しても評価されなかった銘柄が多かったように思いますので、狙い目となるのはそうした銘柄ではないかと思います。

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