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投資戦略レポート

2009年9月28日号

 為替に左右される展開か

 東京市場は方向感のない相場が続いています。国内に買い手掛かり材料がないうえに、民主党を中心とした連立政権の政策に対する不透明感が強く、動こうにも動けない状態になっています。首相や閣僚からどんな発言が飛び出すか不安視する向きも多く、様子見姿勢を強める要因のひとつとなっています。
 こうした中、25日の海外市場で円相場が90円台を突破し、89円台に突入してきました。円高進行はこれまでも相場の重しになっていましたが、今回の90円突破はこれまでとは意味合いが違います。投資心理にはかなりのマイナスになると考えなければなりません。
 上場企業の業績予想などの前提になっている想定為替レートは1ドル=95円前後が中心。現在の円相場は多くの企業の想定を上回っており、9月中間決算発表が近づく中で輸出関連企業の業績下振れ懸念を強めることにもなりかねません。またこれ以上の円高は更なる構造改革を必要とする可能性もあるだけに、今週は為替に左右される相場展開となりそうです。

 狙い目は内需関連株

 東京市場は明確な買いセクターがなくなったような感じがします。外国人は今年4月以降、5ヶ月連続で日本株を買い越してはいますが、その買いは昨秋のリーマン・ショック後に売却した分を買い戻している面が強く、最近の投資主体別売買動向からもその買い戻しは終わったように思われます。
 寄り付き前の外国証券経由の売買動向をみても9月以降は売り越しになる日が多く、外国人買いは止まったような印象を受けます。外国人買いなくして日本株の上昇は考えにくいので、外部環境の好転がなければ東京市場の上値は重いと見なければなりません。
 とはいえここからの一段安はないと考えます。騰落レシオはすでに9月18日に77.1%まで低下、売られすぎとはいえないまでもそれに近い水準まで低下しています。市場では押し目を待っている投資家も多く、日経平均が心理的フシ目の1万円を大きく割り込むことはないと予想します。相場の基本レンジは1万円~1万500円。下がっても9500円程度ではないかとみられます。1万円割れがあったら絶好の買い場と捉えるべきでしょう。
 民主党を中心とした連立政権も今週からフル回転してきます。市場を覆っていた新政権の政策に対する不透明感は徐々に払拭されてくるはずです。円高進行で輸出関連株は買いにくい状況になっていますので、狙い目となるのは内需関連株。こう着感の強い相場ではありますが、個人の物色意欲は根強く、当面は材料の出た銘柄を個別に物色する相場が続くのではないかとみられます。

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