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投資戦略レポート

2009年8月24日号

 材料株が集中的に買われる相場つきに

 東京市場は高値圏で方向感のない動きが続いています。海外要因や先物主導で上下する動きが続いており、主体的な相場形成が出来ていません。国内に買い手掛かり材料がないうえに、政権交代の可能性が高い衆院選を控え、売り買いどちらにもスタンスを傾けにくい状況が続いています。
 売買代金も低調。日経平均株価は3月のバブル崩壊後の安値から5割も戻した後だけに、高値圏でこうした動きになったら調整してもおかしくありませんが、そうした動きにもなっていません。市場エネルギーからみれば低水準の相場が続いていますが、不思議なことに物色意欲は衰えていません。先々週の鉄道車両関連に続いて新型インフルエンザ関連銘柄が先週、集中的に買われる展開になったのはその表れでしょう。大きく捉えれば世界景気は快方に向かっているとの認識が背景にあるからではないかとみられます。上場企業の4~6月期決算発表が終了し、市場が物色難に陥っているときだけに、好材料の出た銘柄は今後も集中的に買われる展開が続きそうです。 

 当面は大きく上げないがそんなに下げもしない相場展開か

 21日発表された7月の米中古住宅販売件数は前月比7.2%増の524万戸(年率換算)と市場予想を大幅に上回りました。4ヵ月連続のプラスで、前年同月との比較でも5.0%増と2005年11月以来3年8ヶ月ぶりにプラスに転じています。米住宅市場は中古物件については底入れした可能性が強まっており、全米不動産協会も 「住宅市場は好転しており、中古住宅については販売が底入れした」との認識を示しています。
 これを受け21日のNYダウは前日比155ドル高の9505ドルと急伸、昨年11月4日以来9ヶ月ぶりの高値となっています。ハイテク株比率の高いナスダック指数も31ポイント高の2020ポイントと1週間ぶりに2000ポイントの大台を回復しています。CMEの日経平均先物が10500円と大証終値比150円高で終わっていることから、今週の東京市場はこれにサヤ寄せする形で始まりそうです。
 市場参加者が増えていないため東京市場は盛り上がりに欠ける動きが続いていますが、ここへ来て外国人が日本株買いを本格化してきたのではとみられる動きも出ています。3月以降の日本株の上昇は外国人買いを背景にしたものですが、外国人の日本株買越額は7月には1兆101億円と1兆円を超えるまでになっています。8月第1、第2週も買越額は2864億円、2449億円と高水準。世界景気が底入れすれば外需依存度の高い日本企業の収益回復に弾みが付くとの期待がそういう投資行動を取らせているようです。
 外国人買いが本格化すれば東京市場にはかなりのインパクトになります。日経平均はグローバルに事業展開している主力銘柄を中心に再び上値追いの動きになると見ていいでしょう。
 ただ、いまの乏しい市場エネルギーでは一段高を見込むのは困難。当面は材料の出た銘柄が個別に買われる個別株物色が続くのではないかとみられます。相場の方向性としては大きく上げないがそんなに下げもしない。押し目待ちの投資家が多いためそのような動きではないかと予想します。また物色面には方向性がなくなっていますが、これまで物色の圏外にあった非外需系の銘柄にも目を向けた方がいいように思います。

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