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投資戦略レポート

2009年6月29日号

 相場は目先の底を入れた可能性も

 東京市場は高値圏で方向感のない展開が続いています。一時のような米国株の写真相場からは抜け出していますが、国内にこれといった買い手掛かり材料がないだけに自律的な相場形成は出来ていません。動き出すとすればこれまでどおり外部環境の変化を受けてということになりそうです。
 先週末の日経平均株価の終値は81円高の9877円。23、24日と割り込んでいた25日移動平均線を回復して引けました。週間の変動幅は91円(0.9%)で狭い範囲での値動きとなっています。ただ23日に日経平均が276円安と急落し、25日には205円高と急反発したことは今後の相場を考えるうえで重要でしょう。
 23日の急落はみんなが望んでいた下げだったと思います。下げそうで下げない相場が続いていたため、今回は値幅ではなく日柄での調整になるだろうとみていた市場の一般的な見方が急落を受けて一段安もあり得るとの見方に変わったあと、急騰を受けてその考えをまた修正せざるを得ない状況になったからです。
 25日の急騰は株価指数先物に仕掛け的な買いが入ったのが原因です。ただ多くの市場参加者が軟調な相場になると予想しているときに逆の方向に大きく上昇するということは株価の基調が弱いと出来ません。相場の基調は我々が想定しているよりも強い可能性があるのです。日経平均が1万円の大台に乗せるまでは9500円が大きな関門となっていました。23日の急落でもこのラインを割り込まず反騰してきたということは、すでに底入れ反転の動きになってきた可能性さえあるのです。

 
 狙い目は中小型株

 3月中旬以降の今回の大反騰相場に乗れた投資家はほとんどいません。外国人を含めほとんどの投資家は懐疑の目で眺めていました。それは売買代金がほとんど増加しないで株価だけが上昇する異例の動きとなっていたことからも明らかです。
 世界銀行が2009年の世界景気見通しを下方修正したことを受け先週、世界的に株価が下落する場面がありましたが、世界景気が最悪期を脱して回復傾向にあることはいまやほとんどの投資家が知っています。買いそびれた投資家は下がったら買いのチャンスと考えているはずですから、今後も株価が大きく下押すことはないと見られます。まして日本株は世界景気の先行指標とも云われているだけに、客観的に考えれば先行きは強気相場になる公算大でしょう。
 騰落レシオが過熱ラインとされる120%を超えるなど相場の過熱を指摘する向きもありますが、東京市場は出来高や売買代金といった従来の指標で見れば、一度も過熱状態になったことはありません。昨年の下落相場では過去の経験則がまったく通用しない相場と云われましたが、今回の反騰局面でも同じことが起こっているのかもしれません。
 投資主体別売買動向で個人が6月第3週(15~19日)に4928億円買い越したように、いまマーケットの主役になっているのは個人投資家です。個人は「下がれば買い、上がれば売る」傾向が強いため全体相場の牽引役にはなり得ませんが、外国人の日本株買いが復活するまでは相場のリード役になると考えた方がいいと思います。従って狙い目となるのは個人投資家好みの中小型株でしょう。ただ信用取引の評価損益率が12日時点でマイナス5.55%と07年6月以来、2年ぶりの水準まで回復しているため、過熱感のある銘柄は避けたほうが賢明でしょう。

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