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投資戦略レポート

2008年7月14日号

 東京市場は下げ渋る動きに変わる

 軟調な相場展開が続いていますが、東京市場は次第に下げ渋る動きに変わっています。日経平均株価の続落記録は12日で終わりましたが、この間、株価が大きく下がったわけではありません。12日間の下落幅は1214円、率にして8.4%にすぎません。昨年後半から幾度かあった下げ局面と比べても調整幅はさほど大きくはありません。買いが入らない中を小幅にジリジリ下げる動きが続き、あく抜け感が出なかったことが、反転のきっかけを見い出せない今の相場につながっているのでしょう。それが下げ止まろうとする動きに変わりつつあります。
 先週一週間で日経平均は198円下落しました。最も安かった8日の13033円を基準にすると、日経平均は6/6の年初来高値から1456円、10.0%下落したことになります。国内に手掛かり材料がないため、東京市場は海外要因、とりわけ米国株の動向に左右される展開が続いていますが、いまの経済環境を考えると外部環境の好転はほとんど期待できません。
 先週末もNY市場でダウ工業株が128ドルも下落し、06年8月以来の安値に沈んでしまいました。政府系の連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)や連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の経営不安が深刻化するなど金融不安が再燃してきたのが原因ですが、これによって東京市場が一段安に陥ることはまずないと考えます。昨年10月ごろまで過去最高値近辺にあった米欧株式とバブル崩壊後の最安値から浮上してきたばかりの日本株とでは、株価の位置が基本的に異なるからです。

 ここはチャンスに備えるところ

 米国株は「弱気相場」の領域に入っていますが、高値から2割以上下落したことで金融関連の悪材料はかなり織り込まれたのではないかと思います。今週半ばには米銀大手のシティグループやメリルリンチなど米金融機関の決算発表が集中しますが、サブプライム関連の追加損失発生の可能性は株価に既に織り込まれています。追加損失が予想の範囲内であれば、発表一巡後には悪材料出尽くしとなる可能性が大でしょう。
 54年ぶりの続落記録となったこともあり、東京市場はテクニカル指標からも「売られ過ぎ」状態となっています。サイコロジカルラインは54年ぶりに0%になったほか、相対力株価指数も7.88%と2000年以降の最低を記録。25日移動平均線からの乖離率やボリンジャーバンドも売られすぎのシグナルを発しています。最後まで残っていた騰落レシオも66.8%まで下がり、いつ反転してもおかしくない状態になっています。
 日経平均は3/17に付けた年初来安値から6/6に付けた高値までの上昇幅の半値押し水準(13138円)を多少下回った水準で下げ渋る動きに変わっています。8日の13033円で目先の底を付けたと言える状況にはなっていませんが、ここから下がったとしても下値はしれています。高値から3分の2押し水準が12687円前後。下がっても最大この辺でしょう。3/17の11787円を割り込むことはないと考えます。下げ止まって2番底確認となったら市場のムードも変わってきます。そろそろチャンスに備えるときでしょう。

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