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投資戦略レポート

2008年4月21日号

 日経平均は戻りを試す展開か

 あれよあれよという間に東京市場は戻して来ました。先週は週初に日経平均が406円と急落する場面がありましたが、その後は4日続伸となり、終値は13476円。週間の騰落幅は153円(1.0%)ですが、14日の安値からは559円、4.3%も上昇しています。ただ商いは細く、売買代金が2兆円を下回る日も多くなっています。
 17、18日の上昇で日経平均は2番底を形成しました。3/17の11787円が1番底、4/14の12917円が2番底です。4/7に付けた戻り高値13450円を上回って来たことで、チャートからは戻りを試す展開になったといえそうです。
 米国市場も堅調。ここへ来て上値追いの動きを強めています。サブプライム問題で昨年から何度も売り叩かれてきましたので、悪材料出尽くしとなったからでしょう。8日にIMFがサブプライム問題による世界の金融機関の損失が9450億ドル(約97兆円)程度に達するとの報告を発表しましたが、市場は反応しませんでした。各金融機関の早め早めの損失処理と資本増強策により、同問題は峠を越えたとの見方が広がってきたためです。
 こうした中、NYダウが年初来高値を更新して来たほか、ハイテク株の比率が高いナスダック指数も戻り高値を更新するなど強い動きをみせています。株式市場がサブプライム問題に絡む金融機関の損失などではなく、それ以外のニュースに反応するように変わってきたからでしょう。見方を変えればいまの米国株は通常の「景気と株価」の関係で動くようになっています。ここを押えなければいまの相場はなかなか理解できないと思います。

 深追いは禁物

 日経平均は先週末にかけての上昇で戻りのフシ目となる75日線を突破して来ました。25日線に続くフシ突破であり、チャートからは上昇余地が広がる形となっています。週足チャートも底入れの形になっており、ここからは弱気になる必要はないと考えます。
 といっても強気一貫ではダメでしょう。そのぐらいいまの相場には力がありません。株式投資ではトレンドを取らなければ大きくは儲かりませんが、トレンドが取れるほどここから上がるとは思えないからです。東京市場は3/17の11787円で大底は打ったとみられますが、その後の戻りは芳しくありません。バブル崩壊後の安値から昨年7月高値までの上昇幅の7割近くを今回の下げで失ったのに、反発らしい反発がない状態が続いています。
 米国株の大幅上昇なしに日本株が上がる構造にはなっていないので、東京市場は底は入れたものの、反発力の乏しい動きが今後も続くのではないでしょうか。米国株については上値追いの動きになってはいますが、基本的には景気は後退局面入りしていますので、楽観は出来ません。当面は売り込まれた銘柄や割安感のある銘柄を狙い、上がったら売る、深追いはしない、こういう投資スタンスがいいのではないかと思います。

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