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投資戦略レポート

2008年3月31日号

 東京市場は目先の底を入れる

 東京市場は再び落ち着きを取り戻してきたようです。海外市場に振り回される不安定な状況から開放されたわけではありませんが、米国株が乱高下しなくなったことで売られすぎた足元を見直す余裕が出てきた感じです。先週は日経平均が338円(2.7%)上昇。先々週からのリバウンドの動きが継続しました。しかし商いは盛り上がらず東証1部の売買高は6営業日連続で活況の目安とされる20億株を割り込み、売買代金も2兆円を下回る日が目立っています。
 しかし市場には安心感が徐々に広がっています。3/17に付けた11787円で目先の底を打ったのではとの見方が広がってきたためです。3月24日号で「今回の大上昇相場が始まった03年4月から昨年7月高値までの上昇幅の3分の1押し水準が11155円。上昇幅の黄金分割比率の0.618まで下げると11677円。ほとんどぴったりかそれに近い水準ま下げています」と底入れした可能性を指摘しましたが、まったく同じことをラジオ日経の解説者やテレビ東京出演者も話しており、これがアナウンスメント効果となって市場に広がったからかもしれません。
 先週末の米投資週刊誌「バロンズ」が世界の株式市場で底打ち観測が浮上していると報じたほか、ゴールドマン・サックス証券が日本株の下値リスクは後退したと発表したことも投資心理に好影響を与えています。足元の米株式相場は4日続落となっていますが、最悪ともいえる投資環境の中で下値を切り下げることなく、逆に買い場を探る動きになっていることにも目を向ける必要があります。サブプライム問題で4度も売り叩かれてきましたので、想定される悪材料はほとんど織り込んでいるからでしょう。
 しかし日経平均がここから大きく上昇していく状況でもありません。日証金は東京市場の逆日歩銘柄数(東証とJQ市場の合計)は25日申し込み時点で485と過去最高になったと発表しました。それだけ市場では相場の先安感が根強いことを示していますが、いまの市場には大量の売り物をこなして上昇していく力はありません。外国人投資家の日本株売りが止まり、そして買い越しに転じない限り不可能でしょう。

 狙い目は新興市場の主力株

 日本株から外国人の資金引き上げの動きは一段落した感もありますが、売りが止まったわけではありません。米国市場が落ち着きを取り戻し大きく反騰するような動きにならない限り、買い越しには転じないと見るべきでしょう。従って東京市場については下値リスクは後退したものの、上値も限定的と見なければなりません。
 こうした相場環境では東証1部の主力株は避けなければなりません。米国景気や為替などの影響を受ける銘柄が多いだけでなく、外国人投資家の持株比率が高く、いつ外国人売りで急落するか分からないからです。狙うとしたら外部環境の影響を受けにくい新興銘柄や東証1、2部の小型株などでしょう。
 日経平均が昨年来安値を更新した3/17以降、ジャスダック市場では時価総額の大きい主力110銘柄で構成するJストック指数が大きく上昇しています。2月末を100とすると28日が102.8。全銘柄の値動きを示す日経ジャスダック平均(93.7)や日経平均(94.2)と比べても堅調さが際立っています。株価が先行して大きく調整していたこともありますが、決め手になったのは流動性。流動性の低い銘柄は機関投資家も手掛けづらく、買われるのは時価総額の大きい主力株だけだと考えなければなりません。

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