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投資戦略レポート

2007 年 1 月 9 日号

当面は調整局面入りか

 昨年11月下旬以降しっかりした動きを見せていた東京株式市場ですが、新年の2日目に大きく崩れてしまいました。この日の日経平均の下げ幅は262円(1.5%)。一時は342円安まで下げる場面もありました。昨年来高値の17563円(4/7)更新が視野に入っていただけに、先高期待が削がれたという感じです。
 5日の下げで相場は調整局面入りする公算が強まってきたように思います。チャートからは昨年4月高値とWトップを形成する形となりそうですが、かといって、これで日経平均が下値模索の動きに入るとはみていません。今回の下げは下げるべくして下げたものとみています。日経平均は直近安値を付けた昨年11月20日から大発会の4日までほぼ一本調子で上昇。この間の上昇幅が1627円(10.3%)に達していたうえに、テクニカル指標で相場の過熱感を示すシグナルが相次いでいたからです。騰落レシオは買われすぎとされる120%を大きく上回る134%まで上昇、サイコロジカルラインや先導株比率からも過熱感が明らかとなっていました。
 こうした中で円高・ドルの流れが進行し、日経平均を支えていた輸出関連株などに売りが広がり、3連休前ということもあって押し目を拾う動きが限られたことなどが重なり合って下げを大きくしたのではないかとみています。


狙いはやはり売られ過ぎ銘柄群

 米労働省が5日発表した昨年12月の雇用統計で、米国の雇用情勢は底堅さが崩れていないことが明らかとなりました。原油価格が急落していることもあり、米景気の先行きに対する懸念は今後和らいでくることになりそう。
 外部環境が大きく悪化するような状況ではないため、相場が今週以降調整局面に入ったとしても大したものにはならないと考えられます。約1ヶ月間の急ピッな上昇に対する調整と考えれば、その期間は最大でも同程度ではないかと思われます。また、企業業績は好調で今後増額修正が相次ぐとみられること、来期も10%前後の増益が見込めることなどから、株価の深押しもないと考えられます。
 こうした中、狙うのはやはり下値リスクの乏しい売られ過ぎの銘柄群でしょう。昨年末に人気が極端に集中した鉄鋼関連株などは上値に大量のシコリを作ったため、当面は避けた方が賢明ではないかとみています。


今週の注目株


( 2304 ) セントラルサービス

P E R 12.8 倍
P B R 2.4 倍
配 当 2400 円
株価( 1 / 5 ) 113,000 円
第1目標 125,000 円
第2目標 140,000 円
見切り 103,000 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/9 13,158 512 4084
07/9 (予) 18,000 880 8787
08/9 (予) 19,000 930 9360

 主要ホテルの厨房業務を一括で請負っており、首都圏を中心に全国へ展開中。ホテル・飲食業界で進むコスト低減運動や環境・衛星意識の高まりから、中核の洗浄衛生管理業務が順調に拡大。今期は昨年4月に買収した子会社の通期寄与もあり、売上高は37%増、経常も71%増と大きく伸びる見込み。
 好業績を反映し、株価は底打ちから上値を試す展開に変わる。06/9期が減益になるとの見通しもあって昨年1月高値から57%も押した後だけに、最高益を大きく更新する今期予想を前提にすれば、株価の上昇余地はかなりありそう。25日線と75日線が5日にゴールデンクロスしたばかりであり、予想PERが12倍台と極めて割安な水準にあることからも狙い目は充分。


( 2483 ) 翻訳センター

P E R 20.6 倍
P B R 3.5 倍
配 当 2000 円
株価( 1 / 5 ) 336,000 円
第1目標 370,000 円
第2目標 420,000 円
見切り 305,000 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 3,488 326 13218
07/3 (予) 3,850 360 16342
08/3 (予) 4,300 410 17899

 独立系の翻訳専門大手で特許関連に特に強い。企業の国際化の進展等もあって受注環境は極めて良好。自動車やバイオ関連企業からの受注増が続いているうえに、ここへきて外資系製薬会社からの受注も増加傾向が続く。このため今期も増収増益基調が続き過去最高益を更新する見込み。
 同社の注目点は隠れたM&A関連ということ。海外企業が絡むM&A案件では膨大な関連書類作成が不可欠となるため、同社のような専門会社の力がどうしても必要となる。そのため翻訳需要は今後も順調に拡大する見通しで、市場もいずれこれを評価することになろう。
 環境が味方せず昨年5月のIPOは失敗に終わる。が、昨年11月の270000円を底に株価は回復基調。公開来高値から78%も株価が売られる理由が見つからなかっただけに、時価は買いに分があろう。収益力の高さや成長力の高さを考えると20.6倍のPERは評価不足と云えよう。大発会当日に日足がゴールデンクロスしたことも支援材料となりそう。

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