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投資戦略レポート

2007 年 1 月 15 日号

値幅調整は終了した可能性も

年明け早々、株式市場は大荒れの展開となりました。急落急騰が相次ぎ、先週11日には先行き不安感が増幅されるような動きもみられました。11月27日の直近安値15615円から今年の大発会まで1764円(11.3%)も上昇していただけに今回の調整は当然ともいえますが、それにしてもローラーコースターのような動きです。
 12日の株価指数オプション1月物のSQを前に先物に仕掛け的な売りが入ったのが背景ですが、今週以降は目先の需給不安がなくなることからこうした動きはなくなると思われます。とはいえ東京市場は調整局面入りしたとみられるため、当面は方向感の乏しい動きが続く公算が大でしょう。
 先週末時点での高値からの下げ幅は621円(ザラ場ベース、以下同じ)。11月27日から高値までの上げ幅の3分の1押しが16797円ですので、今回はこれをわずかに下回る16758円まで下げてから切り返したことになります。企業業績が順調で今後収益の増額修正が相次ぐとみられること、原油安などを背景に米国株が堅調に推移していることなどからみて、既に値幅での調整は終了したとみていいのではないでしょうか。あとは日柄ということになりますが、それも今週中か来週中には終了する公算大と思われます。


原油安で恩恵受ける化学株などに妙味

 昨年11月末から年末にかけ東京市場では鉄鋼などの主力株中心の相場が続いていましたが、有力な買いセクターである外国人の日本株買いに変化がみられないため、今年も基本的にはこうした相場が続くのではないでしょうか。ただ今回は、米北東部が異例の暖かさになるなど世界的な暖冬の影響もあって原油価格が大幅に値下がりしているほか、銅やアルミといった国際商品も大きく値を崩しているので、主力株の中でも原材料高の影響で軟調な動きを続けていた化学株などの素材株が狙い目ではないかと見ています。
 当社は個人投資家を対象に中小型株中心の銘柄推奨を行っていますが、その基本である「売られ過ぎ銘柄のリバウンド狙い」は当面変えるつもりはありません。現状では最良の投資スタンスではないかと考えていますが、市場の雰囲気が好転しつつあるため、需給妙味のある銘柄やフシを突破した銘柄なども狙い目といえます。


今週の注目株


( 2362 ) 夢真HD

P E R 6.2 倍
P B R 6.02 倍
配 当 4.0 円
株価( 1 / 12 ) 126 円
第1目標 150 円
第2目標 200 円
見切り 103 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/9 41,554 1,286 69
07/9 (予) 77,000 2,800 1500
08/9 (予) 78,500 3,000 1600

 M&Aで業容は急ピッチで拡大中。今期は前期に子会社化した勝村建設がフル寄与するほか、買収先の収益改善が進み、売り上げ、利益とも大幅に伸びる見込み。流動的ながら4円復配も表明。
 情報開示の遅れや決算短信の訂正などが響き、株価は昨年末にかけ大きく下落。今年に入ってからは下げ渋る動きが続いていたが、買いを入れるには底入れの確認が必要ということもあって、実際には買いを入れにくい雰囲気となっていた。ところが出来高を伴って急伸した先週末の動きから、12/29の103円で既に底を入れたのではないかとの見方が急速に浮上。テクニカル指標のボリンジャーバンドからも株価は上下どちらかに放れる公算が強まっていることから、ここは買いを入れる好機ではなかろうか。
 ただ、同社の情報開示に対しては一抹の不安が残るため、投資に当たっては全力買いは控えた方が賢明か。


( 2483 ) 翻訳センター

P E R 21.8 倍
P B R 3.67 倍
配 当 2000 円
株価( 1 / 12 ) 357,000 円
第1目標 400,000 円
第2目標 450,000 円
見切り 325,000 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 3,488 326 13218
07/3 (予) 3,850 360 16342
08/3 (予) 4,300 410 17899

 独立系の翻訳専門大手で、企業の国際化の進展などを背景に好受注環境が続く。今期も主要4分野が揃って好調で、前期に続いて最高益を更新する見込み。とりわけ好調なのが特許関連分野。バイオ関連の案件が増大しているほか、外資系製薬会社からの受注も拡大中。金融分野では外資系損保などからの受注が特に好調。
 同社の注目ポイントは隠れたM&A関連という点。海外企業が絡むM&A案件では膨大な関連書類作成が不可欠となるため、同社のような専門会社の力がどうしても必要となる。そのため翻訳需要は今後も順調に拡大する見通しで、市場はいずれこれを評価することになろう。
 環境が味方せず昨年5月のIPOは失敗に終わる。が、昨年11月の270000円を底に株価は回復基調。公開来高値から78%も株価が売られる理由がなかっただけに、時価は買いに分があろう。収益力の高さや成長力の高さを考えると21.8倍のPERはいかにも評価不足。大発会当日に日足がゴールデンクロスしていることからも株価の基調は強いとみられる。

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