ログイン

お試し入会

銘柄相談

株式投資はSBI証券

投資戦略レポート

2007年9月18日号

 米市場では5%の利下げを織り込む

 一時よりは落ち着きを取り戻してはいますが、東京市場はまだ不安定な動きが続いています。方向感がなく海外市場に左右される展開といいますか、海外市場を気にしながらの独自の動きといいますか、あるいはその2つが合わさったような展開といいますか、いずれにしても説明するのが困難な動きとなっています。1週間の価格変動幅はわずか5円。
 日経平均が874円安を記録した8/17から約1ヶ月が経過しました。パニック的な売りは収束していますが、底値からの日経平均の上昇率は5.6%にとどまっており、戻りは芳しくありません。
 米国株が比較的しっかりしている中でこうした動きがが続いているのは、相場の先行きについて投資家が強気になれないものを感じているからだと思われます。その最大のものがサブプライム問題とそれが米経済へ及ぼす影響でしょう。同問題は海の向こうの問題であるため、米欧市場の動向を見ながらの展開とならざるを得ないところに、いまの先行きの読みにくい相場があるのだと思います。
 米国株はまだ不安定な動きを見せる場面はありますが、米FRBが公定歩合の緊急引き下げに踏み切った8/17以降、順調に上昇しています。とりわけ先週1週間の上昇については、18日に開催されるFOMCで最重要政策金利であるFF金利が0.25~0.5%引き下げられるのではとの期待が背景になっています。市場では0.5%の利下げを期待しているようですが、バーナンキ議長のこれまでの発言から0.25%になる可能性も否定できません。0.25%であれば失望売りが出る可能性もありますが、米FRBがサブプライム問題と景気に配慮した方向へ舵を切ることは金融政策の転換を意味するだけに、安心感を与えるはずです。

 基本は個別株物色、好業績の売られすぎ銘柄が狙い目

 外国人買いが入らないこともあり東京市場は方向感の定まらない動きとなっていますが、今後もこうした相場が続くと見なければなりません。顧客からの解約に備えたヘッジファンドなどの売りは一巡したようですが、自国の株式相場が不安定な状況では長期投資の外国人も日本株買いを積極化するとは思えません。有力な買いセクターが見当たらない中では相場も力強さに欠けたものにならざるを得ません。
 こうした環境では物色対象も変わってこざるを得ません。少なくとも外国人買いで大きく上げてきたかつての主力大型株は避けたほうが賢明でしょう。ここから一段と上げていくにはそれなりのエネルギーが必要です。
 基本は個別株物色でしょう。こうした中で狙い目となるのは省資源型の中小型株などではないかと思われます。とりわけ売られすぎた新興銘柄などは狙い目でしょう。物色の手詰まり感から新興市場を見直す動きが出つつあることや、「会社四季報」秋号や「日経会社情報」秋号が発売され有望銘柄を見つけようという動きが出つつあることも追い風になるとみられます。ただ投資マインドは冷え切っており、上値を追う余力が乏しいだけに深追いは禁物でしょう。

↑ページTOPへ

ご注意!!

当社の名をかたって未公開株などの販売を行う業者の存在が確認されています。
当社は未公開株の販売は行っていません。またパンフレットを送って契約を取り付けるような営業も行っていません。
ご注意ください。

投資情報の重要性

苦情処理・紛争解決体制