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投資戦略レポート

2007年7月23日

 当面は18000円を挟んだ動きか

 東京市場は高値圏で方向感のない動きが続いています。NYダウが終値で初めて14000ドルをつけるなど米国株が高値更新を続けているにもかかわらず、先週1週間の日経平均の変動幅はわずか81円(0.4%)。それも上昇ではなくマイナスの変動幅です。
 20日(金)にかけ売買高が盛り上がり、29営業日ぶりに売買代金が活況相場の目安となる3兆円の大台を回復する場面がありましたが、今週もこうした相場が続くかどうかはまだはっきりしません。相場が方向感をなくしてしまうと銘柄の一本釣りで利ざやを狙う傾向が強まり、新日鉄人気からかつての人気株が集中的に物色され、結果として売買代金だけが膨らむ形だったからです。20日の騰落状況をみますと、値上がりする銘柄(667銘柄)よりも値下がりする銘柄(936円)する銘柄が多く、全体相場が上値を追えるような状況にはなっていません。
 とはいえ日経平均は世界同時株安後の3/5を底にジリジリ下値を切り上げていることも事実。6/9には年初来高値も更新しています。チャートは右肩上がりの上昇トレンドを描いており、03年4月から始まったバブル崩壊後の大修復相場は継続したままです。そうした中、市場エネルギーが盛り上がらないのは国内に手掛かり材料がないうえに参議院を控えていること、今週から4-6月期の業績発表が本格化することなどが響いているからでしょう。企業業績は順調ですが、4-6月期の業績開示で通期見通しを上方修正する企業は限られるとみられるため株価の押し上げ材料は乏しく、当面は18000円を挟んだもみ合いが続くのではないかと思われます。 堅調な動きの米国市場ですが、20日にはNYダウが149ドル安になるなど荒い動きも見られます。これまで調整を挟みつつ上昇してきただけに急落の可能性が大きいとは思えませんが、エネルギー価格の上昇、サブプライムローン問題に絡むヘッジファンド危機が深刻さを増すなど相場のかく乱要因も多く、当面は高値圏で荒い動きが続く可能性があります。
 
 相場は循環物色が中心

 東京市場では外国人による日本株買いが継続中。投資主体別売買動向では外国人は10週連続で日本株を買い越しており、年初から7月第2週までの累計買越額は7兆2800億円と記録的水準になっています。欧米やアジアの主要株式が上昇したことで投資余力が増し、他市場と比べた出遅れ感もあって日本株に資金を振り向けているようです。こうした動きがそう簡単に変わるはずはありません。
 焦点は個人がいつ積極姿勢に転じるかでしょう。先週後半にかけて新日鉄など鉄鋼株が買い直されたように、いまの相場は循環物色が中心であることがはっきりしました。こうした環境下ではかつての物色の中心であった鉄鋼・造船・海運・資源株のうち調整一巡感の出つつある銘柄を早めに仕込むのが最良かもしれません。
 また、底入れしたとみられるリスクの少ない銘柄を狙うのも一法でしょう。ここへきてヘラクレス指数が年初来安値を更新するなど新興市場の動きが厳しくなっていますが、業績など内容がしっかりしているものであれば新興銘柄でも問題はないと思います。いつまでも下げ続ける株はありませんから。ただ新興銘柄についてはこれまでの学習効果から深追いは避けたほうがいいと思います。

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