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投資戦略レポート

2007年6月18日号

 米景気の下振れ懸念は後退

 相場に力強さみたいなものが感じられるようになってはいますが、まだ東京市場にははっきりとした方向感は感じられません。先週も日経平均が下げた局面では押し目買いが入るものの、上値を追っていくという動きではありません。売買代金も活況相場の目安となる3兆円を下回ったままです。米国市場が落ち着きを取り戻しつつあることで見直し買いが入るものの、これといった手掛かり材料がないため一進一退が続いているという動きになっています。
 とはいえ日経平均の動きをトレースしますと、2月末の世界同時株安時からジリジリと下値を切り上げる動きになっており、右肩上がりの上昇相場が続いていることも明らかです。03年4月から始まった今回の大上昇相場のトレンドは継続したままですので、いずれ2月に付けた年初来高値(18215円)を更新してくるとみた方がいいでしょう。
 長期金利の上昇を嫌気して米国株は先々週末、大きく崩れましたが、先週末には早くも急落前の水準を回復しました。15日のNYダウの終値は前日比85ドル高の13639ドルで、急落前の6日の13465ドルを1.3%も上回っています。金利ショックを克服したとまでは云えないものの、今回の金利上昇が米国でのインフレ懸念の高まりが原因ではないことが分かってきたからだといわれています。つまり米景気が底堅いため金利が上昇しているのであり、それはプラス要因として捉える必要があるというわけです。これは日本株にはプラスに作用します。
 
 狙い目は新興などの売られすぎ銘柄か

 このところ東京市場では国内勢の売りを外国人が吸収する構図が続いています。銀行等保有株式取得機構など政府系機関が株式売却を進めていることもあり、こうした構図は当分変わりそうにありません。
 焦点は外国人に次ぐ存在の個人がいつ積極姿勢に転じるかでしょう。個人投資家に人気のある新興3市場が回復色を強めているので、その可能性は次第に高まっています。
 各市場の売買代金は先々週まで300億~500億円にとどまっていましたが、先週末にはジャスダックが644億円と2ヶ月ぶりに600億円を超えたほか、マザーズも2ヶ月ぶりに800億円台に乗せてきました。新興市場の底入れが明らかになるにつれ売買代金も膨らんでくるはずです。
 1部市場は活況相場が続いているようにみえますが、実際には手掛かり材料に乏しく物色難の様相になっています。今後はセクター物色ではなく、個別に買われる個別株相場が続くのではないでしょうか。
 狙い目は底入れしたとみられる新興市場でしょう。内容的にしっかりしたものまで一緒に売られる状態が続いていただけに、リバウンド余地は充分あると思われます。ただ前回の学習効果から深追いや上がりすぎの銘柄には注意が必要でしょう。

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