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投資戦略レポート

2007年6月11日号

 米市場では金利動向が最大の焦点に

 5月下旬から相場に力強さみたいなものが感じられる動きになってきましたが、先週の相場付きはどう表現したらいいんでしょう。木曜日までは堅調な動きで売買代金も3兆円を上回る活況状態が続いていましたが、米国株の急落を受けて金曜日には一転して急落。日経平均の下げ幅は一時350円以上拡大する場面もありました。8日の終値は274円安の17779円。1週間で179円(1.0%)の下落となっています。
 米国株の急落は長期金利の上昇が原因。米国景気が予想以上に底堅く、早期の利下げ期待が完全に後退し、長期金利が心理的なフシ目の5%を突破したことがきっかけとなっています。米市場ではインフレ懸念が最大のリスク要因となってきた感じです。一夜明けた米国市場は金利の落ち着きが安心感を誘い、NYダウが157ドル高、ナスダック指数が21ポイント高と急反発しましたが、今後は長期金利の動向によって株価が左右されることになりそうです。
 
 狙い目は新興の売られすぎ銘柄

 このところ東京市場では外国人が日本株を買い越しているのに国内勢は一貫して売り越すという構図が続いています。年金資金のリバランス問題、預金保険機構など政府系機関が相場低迷期に銀行などから買い取った株式の売却を進めていることもあって、国内勢が買い越しに転じるのは当面期待出来そうにありません。
 こうした中、今後のポイントは個人がいつ買い越しに転じるか、もしくは積極姿勢に転じるかに尽きるのではないでしょうか。
 最近の動きから新興3市場は底を打った可能性が高くなって来ました。決算発表が一巡して不安材料が減ったことも買い安心感につながっているようです。機関投資家の大口の売買も戻りつつあるようです。
 各市場の売買代金は300億~500億円とまだ低水準ですが、そう気にする必要はないと考えます。これは個人投資家が新興市場に未だ疑心暗鬼が残り、一歩踏み出すことへのためらいがあること、蒙った損失が大きすぎてまだ身動きが取れない状態にあるからででしょう。底入れが明らかになるにつれ徐々に売買代金もに膨らんでくるのではないでしょうか。
 こうした中での投資は割安さを基準においたバリュー投資がいいと思います。1部市場は活況相場が続いているようにみえますが、基本的には物色難の様相を呈しています。セクターの物色ではなく、個別に買われる個別株相場が当分続くのではないでしょうか。
 狙い目は底入れしたとみられる新興市場でしょう。内容的にしっかりしたものまで十把一からげに売られる状態が続いていただけにリバウンド余地は充分あるとみられます。ただ前回の学習効果から深追いや上がりすぎの銘柄には注意が必要でしょう。

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