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投資戦略レポート

2007年10月15日号

  新興市場の戻りはまだ初動段階

 市場の雰囲気はかなり良くなってきました。相場にはっきりとした方向性が出ているわけではありませんが、かつてのような弱気一色の状況ではなくなっています。売買代金も膨らんでおり、活況の目安とされる3兆円を2日連続で上回ってきました。12日(金)の売買代金3兆150億円にはオプション10月物のSQ算出に絡んだ売買が含まれているため割り引いてみる必要はありますが、ボリューム面でも一時より好転していることは確かです。
 先週は日経平均株価が266円(1.0%)上昇。4営業日中3営業日が上昇する堅調な動きとなりました。国内にこれといった買い手がかり材料がないため、日経平均がどんどんどん上値を追っていける状況ではありませんが、東京市場には買い安心感のようなものも出ています。
 日経平均が26週線や200日線を相次いで上回ってきたほか、一目均衡表の「雲」を抜けたことで、テクニカル面からもいい動きになってきたといえます。投資家心理が改善しつつあることから3兆円台の売買代金が継続するようであれば、市場のムードが一気に好転する可能性も出てきたように思います。
 新興市場にも活気が戻りつつあります。3市場の売買代金はこのところ連日1000億円を上回っています。マザーズ指数が10連騰、ヘラクレス指数が9連騰する場面もみられ、これまでとは完全に違った動きになっています。
 先週末の株価はマザーズ指数が9月の最安値から40%、ヘラクレス指数が30%それぞれ上昇した水準にあります。これをどうみるかですが、上げすぎと捉えるのではなく、売られすぎの反動と捉えべきではないかと考えます。マザーズ指数は昨年1月高値の3分の1以下の水準にすぎず、ヘラクレス指数も昨年1月高値から67%も売られた水準にすぎません。米ウォールストリート・ジャーナル紙が日本の新興市場は漸く底を入れたと先週報道したように、戻りに入ったと見るのが正解ではないでしょうか。内容のいいものまでいっしょくたに売られたこれまでが異常だったと思います。

   狙い目は売られすぎ銘柄

  世界的な信用収縮懸念などを嫌気して外国人は日本株を売り越していましたが、9月第4週から再び買い越しに転じています。9月第4週の買越額は2006億円、10月第1週は2813億円。欧米やアジア市場の株高で投資余力が高まり、出遅れ感の強い日本株に資金を振り向ける余裕が出てきたことが背景のようです。米国の利下げなどを受けて世界的に投資環境が好転、外国人の日本株買い機運が高まりつつあるだけに、期待したいところです。
 外国人買いが本格化すればかつてのような主力株相場が復活する可能性はありますが、現在の市場エネルギーからみて狙い目となるのは中小型株などでしょう。
 地合いが好転しているとはいえ1部市場は基本的には物色難の様相を呈しているため、物色対象となるのはその中でも売られすぎ感の強い新興銘柄でしょう。ただ底値からの上昇率が大きくなっていますので深追いは禁物。大きく上がったものは押し目を待つ、この戦術が最適ではないかと思われます。

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