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投資戦略レポート

2006 年 9 月 22 日号

米市場では景気が最大の関心事に

 相場の地合いは芳しくありません。陰の極と云うほどではありませんが、上がりそうな雰囲気は感じられません。投資家心理は冷え込んでおり、物色意欲は次第に後退しているという感じです。
 7月の機械受注統計が市場の事前予想を大幅に下回るなど複数のマクロ統計が思いの外悪く、国内景気の先行きに不透明感が台頭してきたこともこうした相場の一因になっています。市場では企業の業績上方修正期待が根強いものの、実際に上方修正した会社はまだ少数で、投資尺度からみた割安感が広がらないことが上値を抑える形になっています。
 先週の米FOMCでFRBが2回続けて利上げを見送ったことで米国市場ではインフレ懸念がひとまず後退、代わって景気問題が最大の関心事になってきました。このところの原油価格の下落が個人消費を拡大させるとしてダウ工業株は2000年に付けた11722ドルが視野に入るなど堅調な動きになっていますが、一方では住宅市場が予想以上のペースで悪化していることから景気が後退するのではとの見方も台頭、その時々の経済指標如何で市場の見方が変わる形になりつつあります。


ボックス相場の下限に近づく

 このところ東京市場は相場の牽引役が見当たらない状況で、手詰まり感の強い相場が続いています。有力な買いセクターもなく、外国人投資家が積極的に買って来ない限り上値を追うことはないと考えた方がいいでしょう。
 ただ米景気のソフトランディング見通しを背景にNY市場が過去最高値を更新する動きになれば、国内市場の流れが変わる可能性もあります。中間決算発表前で国内機関投資家は動きにくい状況下にありますが、企業業績が予想以上に好調という見通しがある以上、大きく下押す可能性は当面乏しいと思われます。暫くは16000円を挟んで上下500円程度の往来相場が続くのではないでしょうか。
 現状はボックス相場の下限に近づきつつあるとみられるわけで、こうしたなかでは業績面で不安がなく、底入れ感の出た銘柄や需給妙味のある銘柄などを狙った方がいいでしょう。


今週の注目株

( 4921 ) ファンケル

P E R 21.8 倍
P B R 1.68 倍
配 当 24.0 円
株価( 9 / 22 ) 1,711 円
第1目標 2,000 円
第2目標 2,200 円
見切り 1,600 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 95,322 9,113 242.6
07/3 (予) 102,000 9,800 78.4
05/3 (予) 108,000 11,000 88.3

 ゴールドマン・サックスが女性の社会進出で恩恵を受ける企業の一つとして紹介。今3月期の経常利益が当初予想を下回ると発表したことを受け売られるが、それでも増益基調は維持。
 今年2月高値から半値近い押しを入れており、チャートからは底入れが明らか。25日移動平均線が上向きに転じている中、75日移動平均線の下降トレンドが終息し、横ばいに転じつつあることから、近く理想的な形でゴールデン・クロスを形成する可能性が高まる。時価はまだ底値圏。


( 3109 ) シキボウ

P E R 22.5 倍
P B R 1.03 倍
配 当 3.0 円
株価( 9 / 22 ) 223 円
第1目標 270 円
第2目標 300 円
見切り 200 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 53,489 2,083 2.5
07/3 (予) 53,000 2,000 3.0
08/3 (予) 53,500 2,100 3.0

 鳥インフルエンザウイルスの感染を99.9%以上低下させる抗ウイルス繊維「フルテクト」を開発したことをきっかけに人気付く。
 仕手色の強い銘柄で、カラ売りの急増で15日の信用倍率が8日の51.88倍から1.29倍へ急改善したことで、再び注目を集める形に。日証金ベースでは貸し株の増加が顕著。市場が物色難の様相を強めていることから、今後のカラ売りの入り方如何では大相場に発展する可能性も充分。ただ、割り切って買える方向きの銘柄。

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