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投資戦略レポート

2006 年 12 月 18 日号

悲観論がやや後退

 相場の地合いは徐々に好転しています。日経平均株価は先週5日続伸となり、約8ヶ月半ぶりの連騰記録となりました。終値は16914円で、一時17000円にあと40円まで迫る場面もありました。
 機械受注など最近の経済指標には市場の事前予想を下回るものが多く、景気の先行き懸念を助長させる要因となっていましたが、先週末の取引開始前に発表された日銀短観が中小企業にも明るさが広がるなど、緩やかな景気拡大を裏付ける内容だったことがムードを変えました。国内景気を弱気にみていた投資家の間にも買い安心感が浮上する形になったからです。短観が悲観論をやや後退させたといっても過言ではありません。17000円を抜けると上にはフシ目らしいフシ目がないため年内の年初来高値(17563円)更新を期待する向きも増えてきたようです。
 足元では外国人投資家の買い注文も活発になっています。外国人は12月第1週には週間で今年最大となる6000億円弱を買い越しており、高値更新が相次ぐ米欧、アジア市場への出遅れ感から日本株を見直す動きも広がりつつあるように思います。


リバウンド狙いの深追いは禁物

 とはいえ日経平均は11月27日の直近安値15615円(ザラバ値)から先週末の高値16959円(同)まで1344円、8.6%も上昇しており、常識的にはそろそろ調整が必要な局面。投資心理が好転しているため大きく下押すとは思えませんが、少なくとも上値は重くなってくるとみた方がいいと思います。
 こうした中、物色の中心になっている「売られ過ぎ銘柄のリバウンド狙い」については多少の注意が必要でしょう。地合いが好転しているとはいえ上値をどんどん追っていける状況ではないため、深追いは避けるべきでしょう。大きくリバウンドした銘柄の押し目を狙うのも一法かと考えます。


( 5101 ) 横浜ゴム

P E R 21.1 倍
P B R 1.46 倍
配 当 4.0 円
株価( 12 / 15 ) 709 円
第1目標 770 円
第2目標 820 円
見切り 660 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 451,911 19,015 62.8
07/3 (予) 491,000 16,000 33.6
08/3 (予) 513,000 18,000 36.5

 天然ゴム価格が夏場以降下落に転じたことで懸念された原材料価格は当初の想定を下回る水準で推移。こうした中、原料高を背景に相次いで製品値上げを実施した効果が下期以降表面化。今9月中間期経常は30.7億円と前年比24%減となったが、通期ベースでは盛り返し160億円程度を確保する見通し。来年2月に予定している3度目の値上げが実施されれば利益再増額となる公算も。 
 株価は右肩上がりの長期上昇トレンドを継続中。信用倍率が0.29倍と極端な売り長になっていることもあり、ここは流れに乗ってみたいところ。


( 5851 ) リョービ

P E R 17.5 倍
P B R 2.42 倍
配 当 10.0 円
株価( 12 / 15 ) 982 円
第1目標 1,050 円
第2目標 1,150 円
見切り 920 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 171,232 13,407 51.3
07/3 (予) 201,000 16,000 56.1
08/3 (予) 21,000 17,000 58.4

 国内自動車メーカーの生産拡大を背景に主力のアルミダイカストが国内外で伸びる。採算のよい印刷機器も欧州向け中心に順調。今期も表記程度の大幅増益を達成し、連続の最高益更新となる見通し。
 株価は上値のフシになっていた950円どころを抜け出し新高値へと進む。チャート妙味が増し青空天井相場となってきたうえに、信用倍率が0.56倍と需給妙味があることから、狙い目は充分。PERが17.5倍と割安感の残る水準であることから89年に付けた上場来高値1140円更新の可能性も大。

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