ログイン

お試し入会

銘柄相談

株式投資はSBI証券

投資戦略レポート

2006 年 12 月 11 日号

投資心理は徐々に好転へ

 相場の地合いは緩やかに好転しています。先週末は朝方発表された7-9月期の実質GDP改定値が市場の事前予想を下回ったのに加え、午後2時発表の機械受注統計も事前予想を下回る内容だったにもかかわらず日経平均の下げは55円と小幅で、どちらかというと底堅い動きをみせました。
 日経平均が10/24の高値16901円(ザラバ値)から11/27の安値15615円(同)まで1286円、率にして7.6%下げた過程で想定される懸念材料はほとんど織り込まれた結果と云えます。機械受注など景況感の悪化は当然織り込み済みと言っても過言ではありません。これまでは好悪混在の経済指標の発表が相次ぎ、景気減速懸念から悪材料が株価により反映される状況が続いていましたが、今後は好材料をより意識した動きになるのではないかとみられます。
 今週15日に日銀短観の発表を控え、日銀の金融政策を見極めようとする動きが今週いっぱいは続くと思われますが、個人投資家に人気の高い新興市場が戻り歩調にあることから、個人の投資心理は徐々に好転して来そうです。


売られ過ぎ銘柄の深追いは禁物

 円高傾向が続いていることもあり日経平均が大きく上昇していくとは考え難い状況ですが、チャートからは日経平均は徐々に上値を取ってくる局面に入ったのではないかと考えられます。ここは強気で臨んだ方が賢明でしょう。 
 ただ物色に当たっては多少の注意が必要でしょう。これまで新興3市場を中心に売られ過ぎの中小型株を物色する相場が続いていましたが、東証2部株指数が12連続高となったり日経ジャスダック平均が10日連続高を記録するなど、売られ過ぎ銘柄の修正はある程度進んでいます。
 相場の地合いが徐々に好転しているといっても上値をどんどん追っていける状況ではないため、深追いは禁物でしょう。大きくリバウンドした銘柄の押し目を狙うのも一法ではないかとみています。


( 1701 ) 昭和KDE

P E R 13.1 倍
P B R 1.73 倍
配 当 5.0 円
株価( 12 / 8 ) 212 円
第1目標 250 円
第2目標 300 円
見切り 195 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
16/3 15,986 1,366 19.6
17/3 (予) 16,000 1,250 15.4
18/3 (予) 18,000 1,650 17.9

 収益源のプリント配線基板の販売価格低下が響き、今3月期は売り上げ、利益とも期初計画を下回る。株価はこうした悪材料を受け大き下落するが、足元は下げ渋りの動きから反転へと転じる。
 今期収益が下方修正されたとはいえ経常利益は1480百万円が1250百万円へ2億円ほど減額されただけであり、金額ベースでは大した額ではない。それでも経常利益率は7.8%とかなりの水準。今回の下げで悪材料は完全に織り込まれたとみられる。
 PERは13倍台と割安顕著。高収益会社に変身しつつある会社で、しかも5円配を実施している企業の株価が210円どころというのはいかにも評価不足ではなかろうか。
 自然体でじりじりと下値を切り上げ、関門の220円どころ突破となれば一気に上値追いの動きになる公算大とみられる。


( 8734 ) アストマックス

P E R 37.3 倍
P B R 4.22 倍
配 当 670 円
株価( 12 / 8 ) 73,100 円
第1目標 82,000 円
第2目標 90,000 円
見切り 65,000 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 1,856 810 5292
07/3 (予) 1,710 420 2220
08/3 (予) 1,900 600 3430

 国際商品先物を中心に運用する投資顧問会社。第1四半期の運用収益が低調でその後も不振が続いているとの観測から株価は上場4週間後から大きく下落。しかし足元のチャートは底入れからリバウンドの形に変わる。
 同社株の7月高値からの下落率は85%。運用成績が悪いとはいえ今期も経常利益は4億円(前期は8億円)程度を維持できる見通しであり、株価が85%も売られる状況ではない。来期にはドバイ取引所の会員権を取得しドバイ原油の取り扱いを始めるなど、念願の国際化戦略もスタートする。成功報酬の激減やディーラーの育成など利益圧迫要因はあるが、ここはまだ底値圏であり、買いが有利とみられる。

↑ページTOPへ

ご注意!!

当社の名をかたって未公開株などの販売を行う業者の存在が確認されています。
当社は未公開株の販売は行っていません。またパンフレットを送って契約を取り付けるような営業も行っていません。
ご注意ください。

投資情報の重要性

苦情処理・紛争解決体制