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投資戦略レポート

2006 年 11 月 6 日号

当面は方向感のない展開か

 東京市場はこのところ軟調な展開が続いています。高値更新を続けていた米国株式相場がGDP成長率の予想以上の低下を受けて下落したことや、東京市場が戻り高値を更新するなど高値圏にあったことがこうした動きに輪をかけていると言えます。
 米GDP成長率の低下は住宅投資の低下から景気減速懸念が台頭してきたことが直接の原因ですが、米景気の見方についてはまだはっきりした方向感が出ている訳ではありません。米GDPの7割を占める個人消費は依然堅調ですし企業の設備投資も活発です。強弱感が対立している状態ですが、ガソリン価格の低下から個人消費が今後も堅調に推移すると見られることやFRBの金利引き下げ余地の大きさなどを考えると、そう弱気になる必要はないと思われます。
 こうしたことから米国市場は想定外の弱い経済指標が出たら弱きに傾き、強い経済指標が出たら強気に傾くなど当面は経済指標に左右される展開が続くとみられます。米国市場が方向感のない動きとなれば東京市場も似たような動きにならざるをえないと思われます。


出遅れの中小型株が狙い目

 東京市場は10月24日の16901円を高値に調整局面にありますが、ここで弱気になることはありません。企業業績が順調に推移していることから米国市場が落ち着きを取り戻せば、好業績が反映される相場になると考えられるからです。
 日経平均の上昇トレンドはまだ崩れてはいません。日足が上昇トレンドのサポートラインに接近してきたことからそろそろ下げ渋る動きになると見たほうがいいと思います。仕込みの好機が近づいてきたと言ってもいいでしょう。
 9月中間決算の発表が本格化していますが、狙い目はやはり好業績で下値不安の乏しい銘柄といえるでしょう。主力株に比べ出遅れ感の強かった中小型株のなかで、PERやPBRなど投資尺度で割安感の目立つものが狙い目とみられます。


今週の注目株


( 3114 ) 同興紡績

P E R 137.5 倍
P B R 1.68 倍
配 当 0.0 円
株価( 11 / 3 ) 330 円
第1目標 400 円
第2目標 500 円
見切り 280 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 2,606 -64 -53.5
07/3 (予) 2,320 90 2.4
08/3 (予) 2,400 140 3.2

 第三者割り当て増資で資本を増強。不動産関連事業を行うグローバルコーポレーションの社長やアポロ・インベストメント社などが引受先で、同社の調達額は20億円。これを元に戦略事業の不動産部門の拡充を図る予定。繊維会社から不動産会社へのシフトが徐々に進んでおり、収益的には実質は不動産会社と言える存在。
 注目点は出来高を伴いチャートが上放れてきた点。価格帯別出来高をみるとフシらしいフシはなく、人気化いかんでは大化けの公算も。市場が物色難の様相を呈していることもあり、値動きのよさが更なる人気を呼び込む可能性は充分。基本的には割り切って買える方向きの銘柄だが、チャートのよさを考えると一概にそうとも言い切れない銘柄。


( 5851 ) リョービ

P E R 16.81 倍
P B R 2.36 倍
配 当 10.0 円
株価( 11 / 3 ) 923 円
第1目標 1,000 円
第2目標 1,200 円
見切り 870 円

【業績】 (単位:百万円、円)
決算期 売上高 経常利益 1株利益
06/3 171,232 13,407 51.3
07/3 (予) 195,000 15,200 54.9
08/3 (予) 198,000 15,500 55.5

 好業績が続いており今期も過去最高益を更新する見込み。1株利益は55円もあるのにPERは16.81倍と評価不足。全般相場が軟調な中、新値更新を続けるなど相場は上昇トレンドを継続中。足元は高値示現後の調整局面だが、日足がフシ目の25日移動平均線(3日現在で901円)に近づいてきたことから、そろそろ反転の動きか。
 高収益会社の仲間入りをしつつあることや、信用倍率が0.42倍と大幅な売り長になっていることからも狙い目は充分。会社側の話では外国人の訪問も相次いでいるとのことで、11月10日の決算発表を期に外国人買いが入る可能性も。月足チャートを見れば同社の変貌振りが明らかで、いずれ上場来高値の1140円を目指すことになりそう。

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