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投資戦略レポート

2019年1月21日号

 今は様子を見極めるとき

東京市場はまだ方向感の定まらない動きになっていますが、市場のセンチメントは随分良くなったように思います。先週、日経平均株価は4営業日中、2営業日で上昇、週間で307円(1.5%)高となりました。終値は20666円。昨年12月の安値から1511円(7.9%)戻した水準にありますが、ザラバ安値から見たら1718円(9.1%)上昇した水準にあります。ザラバベースでみて、日経平均は昨年10/2の高値24448円から12/26安値まで約3カ月で5500円(22.5%)下落しました。下落幅の3分の1戻しが20779円であるため、いいところまで戻してきたのではとみています。

チャート的には底入れを示唆するサインが相次いでおり、日経平均の日足が20日移動平均線の上方に抜けるなどいい動きになっています。ただ短期間に22%超も下落した割には戻りの鈍さが気になります。外部環境の酷さが積極的な買いを手控えさせる要因となっていますが、ここからは上に行ったとしても最大で400円程度、下は最大1700円程度(昨年のザラバ安値は割らないとの前提です)と考えられるので、いまは様子を見極めるだけでいいとみています。

 今月下旬の決算発表までは休むも相場で

18日の米国株は大幅に上昇しました。NYダウは前日比336ドル(1.4%)高の24706ドルと約1か月半ぶりの高値で引けており、ハイテク株比率の高いナスダック指数も4日続伸し、同72㌽(1.0%)高の7157と1、2月上旬以来の高値で引けています。
ブルームバーグ通信が「中国政府が米国からの輸入を大幅に増やして2024年までに対米貿易黒字をゼロにする提案をした」と報じたうえ、前日にはダウ・ジョーンズ通信が「米財務長官が中国への追加関税の一部、もしくは全部の撤回を提案した」と報じていました。その後、ダウの報道については関係者が否定したと伝わりましたが、1月30~31日には劉鶴副首相が訪米し、通商代表部のライトハイザー代表らとの貿易協議に臨む予定となっていることから、米中貿易摩擦の緩和に向け協議が進むとの期待が高まりました。ダウ平均を構成する30銘柄すべてが上昇、キャタピラーやダウ・デュポン、3Mなど中国での売上比率の高い銘柄が買われました。これを受けたCMEの日経平均先物は日経平均終値比263円高の20930円で引けています。今週はこれにサヤ寄せする形で始まりそうです。

外国人は1月第2週(7~11日)も日本株を2905億円売り越しました。売り越すのは9週連続。同期間中の米国株はしっかりした動きでしたが、リスク回避の動きはまだ変わっていません。外国人はアベノミクス相場が始まった2013年以降、日本株を16.7兆円買い、10.3兆円売っています。累計の買越額は6.4兆円。残高から見て売りはいいところまで来たのではとみています。
相場はまだ不安定で先行きも読みにくくなっています。今月下旬からは決算発表が始まりますので、それまでは休むも相場とみています。
なお次週1月28日号はお休みします。

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