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投資戦略レポート

2014年6月30日号

 当面は動きづらい環境

膠着感の強い動きが続いていた東京市場ですが、先週、日経平均株価は週末に213円(1.39%)安と大きく下落しました。週間の下落幅は254円(1.65%)。過熱感が強まっていたところに円高が重なり、利益確定売りが広がったのが原因です。東証1部銘柄の予想PERが15.4倍となり割安感も薄らぎつつあったので、当面の利益を確定しようという動きが優勢になったようです。下げ幅は一時280円を超える場面がありましたが、押し目買いから心理的なフシ目の15000円は維持しています。
騰落レシオが164%と記録的水準まで上昇していたので、市場では調整がいつ来るかという雰囲気になっていましたが、先週末の下げはそれを象徴するような下げでした。そうなると下値メドが焦点となりますが、下がっても14600円前後ではないかとみています。
今回の相場上昇局面では騰落レシオ以外、過熱感は見られませんでした。騰落レシオは騰落銘柄数の比率ですから、相場上昇局面では100%を超えるのが普通。過熱感がない状態で全般相場が少しずつ上昇していた中、全面高が続き、数値が極端な水準まで上昇しただけだとみています。極端な水準は修正されて当然ですが、騰落レシオ以外は正常な値になっていますので、下値はそうないとみています。
今回の相場上昇は年金資金が主導したとみられます。年金資金を運用している信託銀行は6月第3週まで8週連続で買い越しており、買越額は9600億円超に達しています。ただ資金の性格上、今後も高水準の買いが続くとは思えません。物色面で変化が出てきたら注意が必要でしょう。上場企業の4~6月期決算発表が迫っているため、当面は動きづらい環境になります。それまではボックス圏の動きが続く可能性もありそうです。

 決算発表までは様子見も一法

27日の米国株は上昇しました。NYダウは前日比5ドル(0.03%)高の16851ドルとなり、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は同18㌽(0.43%)高の4397と、2000年4月以来、ほぼ14年2か月ぶりの高値に進んでいます。経済指標など相場に影響を与える材料はなかったものの、最近まで上昇の目立っていたハイテク関連株に引き続き資金が流入、投資家心理の好転につながったようです。
外国人はこのところ日本株を売り越したり買い越したりで、明確な投資スタンスを持っていないかのような売買を繰り返していましたが、ここへ来て3週連続で買い越しています。買越額は2515億円→1412億円→2534億円と小さくなく、累計買越額は6460億円超に達しています。様子を見ていた長期スタンスの投資家が底は入れたと判断、買いに転じた可能性も考えられます。年金資金の買いに一巡感が出つつあるだけに、期待したいところです。
前に「 銘柄選別には注意が必要ですが、ここは攻めのスタンスでいいのではないかとみています」としてきましたが、さすがにこの水準ではそうもいきません。来月第3週からは上場企業の4~6月期決算も始まります。それまでは様子見も一法ではないかとみています。

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