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見通しコメント メルカリ(東証プライム4385)
メルカリ(東証プライム4385)
新興銘柄の不振を象徴する銘柄ですが、上場区分が変更されました。これを機に動きが変わる可能性があります!
紹介時の株価(2279円)を下回っていますが、ここは持続で対処してください。
昨年11月の上場来高値からの下落率は74%超。どんなに下げてもそれ以下にはならないとされる「半値八掛け二割引き」を下回る水準まで下げていました。
コロナショック時に付けた上場来安値(1557円)とそう変わらない水準です。
ただ6/7から東証プライム市場に区分変更されました。これにより7月29日引け値からTOPIX型投信に組み入れられます。
大幅赤字が続いていましたが、前期は初めて黒字浮上しました。
ただ今6月期の第3四半期決算は売上高1097億円(前年同期比42%増)、経常利益▲47.53億円(前年同期は14.27億円)と再び赤字に転落しています。
第3四半期を取り出すと売上高386億円、経常利益▲29.56億円。中間期より悪化しています(中間期経常は▲17.97億円でした)。
この決算(4/28発表)を受け、未定としていた通期業績を売上高1470億円(同38%増)、経常利益▲46億円(前期は49.75億円の利益)見通しと発表しました。
同社株を取り巻く環境は今が最悪ではないかと思います。今後、徐々に良くなってくれば株価もそれを反映したものになるとみています。
(株価2206円+12円) 見切りライン1863円