見通しコメント LIEH(東証2部5856)
LIEH(東証2部5856)
「業務スーパー」が戦列化してきました。ここは持続で!
このところ軟調な動きです。
紹介時の株価(91円)を下回っていますが、ここは持続で対処してください。
高く寄り付いたことが響いていますが、いずれ買い値は上回るとみています。
決算をチェックしていて凄いと思った銘柄です。
9月中間期は売上高76.95億円(前年同期比1.6%増)、経常利益2.79億円(前年同期は▲3.41億円)と出色の内容でした。
黒字浮上しただけでなく計画していた経常(0.51億円)を大幅に上回っての着地。
これを受け、通期売上高を153億円→155億円(同1.8%増)に、通期経常を4.01億円→5.30億円(同32%増)に増額修正しました。
コロナでプラスとマイナスの影響が出ていますが、業績が回復しているのは首都圏で展開している「業務スーパー」(東京・埼玉・千葉・神奈川で計13店舗)の戦列化が大きいようです。
因みに同社は「業務スーパー」のほか酒類や食品の小売り、酒造(大分県日田市の老松酒造(株)、新潟市の(株)越後伝衛門)、教育関連事業も行っています。
計算が合いませんが、会社資料には…
中間期のセグメント利益(営業利益)は業務スーパーを中心とした食品流通事業が3.74億円(前年同期比53%増)、酒造事業が0.63億円(同41%増)、教育関連事業がゼロ(前年同期は▲4.85億円)、その他が0.21億円(同0.2%減)と出ています。
(注)中間期の営業利益は2.57億円(前年同期は▲3.53億円)ですが、トータルのセグメント利益は4.37億円となっています。
1円ながら配当は行っています。1株利益が8円程度ありますので増配余地は大。
最終的には一昨年春に推奨したNEW ARTと同じような動きになるのではないかと見ています。
(株価76円+2円) 見切りライン79円・当面無視してください