見通しコメント FRONTEO(M2158)
FRONTEO(M2158)
ここは持続で!
このところ3日続落と軟調な動きです。
紹介時の株価(779円)を2円下回ってしまいましたが、ここは持続で対処してください。
決算(2/15発表)を好感してストップ高を交え851円まで上伸した後、利益確定売りに押されましたが、売り一巡後、再び戻りを試す動きとなっています。
出来高は伴っていませんが、一時9連騰となっていました。基調は弱くはないはずです。
決算を受けて急伸したのは、2020年4~12月期が売上高75.62億円(前年同期比0.9%増)、経常利益▲7百万円(前年同期は▲9.48億円)と予想以上の内容となったため。
第3四半期を取り出すと売上高25.15億円、経常利益1.80億円。中間期が売上高50.47億円、経常利益▲1.87億円でしたからV字回復となっています。
通期業績は売上高110億円(同5.1%増)、経常利益0.97億円(前期は▲9.92億円)を据え置いていますが、第3四半期の内容からみて大幅な上振れが濃厚。
会社四季報が会社比「大幅弱気」とし通期経常を0(ゼロ)に減額していたため、サプライズの決算と受け取られたようです。
同社株は中間決算(11/16発表)で経常利益が▲1.87億円となったことを受け、584円まで下落していました。中間期予想を非開示としていたため、赤字に驚いたのでしょう。
しかし業績は復調しつつあります。経済活動が正常化する来期は一段の好転が期待されます。
決算を好感して急伸した後、「往って来い」以下まで下げてから反転したのは好実態が評価されている証拠です。
(株価777円-23円) 見切りライン689円