見通しコメント 自動制御システム研究所(M6232)
自動制御システム研究所(M6232)
ドローンの代表銘柄。トレンドは上向きに転換したようです!
少し先を見越した銘柄です.。紹介時の株価(2680円)を回復、5%超上回っていますが、ここは持続で対処してください。
創業は2013年。規模の経済性が出始め黒字基調が定着しつつあるため業績面での不安はなくなりつつあります。
ドローンが専業。機体を含めロボティクス技術を追求した自動飛行制御システムに注力しており、先行き大きく成長する可能性を秘めています。
先月、日経新聞が「米アマゾンが米連邦航空局(FAA)からドローンを使った配送サービスに必要な認可を受けたと報じました。グーグル傘下のウィングも2019年に同様な承認を受けた。
ネット通販業界では配送拠点から各家庭までの「ラストワンマイル」の配送効率化が課題になっており、FAAは活用が進んでいなかった低空域の規制作りを推進している。これまでにウィングやUPSが取得したほか、ウーバーテクノロジーも取得に意欲を燃やしている」と報じていました。
国内でもドローンに関する法令及びガイドラインの整備、官民主導で実証実験が行われており、環境整備が今後、急速に進むと言われています。
日本でこの流れに乗っているのが同社。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進めている「安心安全なドローン基盤技術開発」事業への参画も決まり、今後注意される可能性大ではないかと見ています。
黒字基調が定着しつつあったのですが、2020年4~6月期は売上高0.36億円(前年同期比40%減)、経常利益▲1.80億円(前年同期は▲0.80億円)と大幅減収となり赤字拡大となりました。
通期では売上高14~17億円(同9~32%増)、経常利益▲2~0.50億円(同~78%減)を見込んでいます。
当社および顧客の在宅勤務の影響に伴い、予定していた案件が延期になる案件が相次いでおり、年間ベースでも翌期に延期せざるを得ないケースが出てくる可能性があるから、と会社では説明しています。
会社資料を読んでいて厳しめの予想になっているという印象を受けました。
決算を受けて8/17は下落しましたが、売り一巡後はすかさず戻す動きとなっていました。この下落で業績不安は織り込んだとみています。
チャートは1番底(3月の1612円)と2番底(7月の1901円)を付けた後、3番底(9月の2545円)を形成、戻りを試す動きになった可能性があります。
20日線、60日線、100日線が揃って上を向いています。トレンドは上向きに変わったとみています。
(株価2835円+60円) 見切りライン2399円