見通しコメント 日本ホスピスHD(M7061)
日本ホスピスHD(M7061)
決算は好調で今期も最高益見通しです。ここは持続で!
紹介時の株価(2021円)を下回っていますが、ここは持続で対処してください。
決算(11/13発表)を受け、売られました。
2020年1~9月期が売上高35.88億円(前年同期比17%増)、経常利益1.12億円(同56%減)と増収減益となったからです。
ただ通期業績は売上高52億円(同24%増)、経常利益4億円(同3%増)を変えておらず、最高益更新見通しも変わりません。
11.2%も下落したあと戻したのは、予想通りの決算だったことが分かっていた向きの買いでしょう。
末期がん患者や難病患者を対象にホスピス住宅で「看(み)取り」の終末ケアを行っています。高齢化社会の進展を背景に「看取り」の需要は順調に拡大しており、施設開設が順調なら売り上げの大幅増は難しくありません。
ただ開設コストの負担が大きく、ドンドンというわけにはいきません。1~9月期の56%減益は昨年末に開設した東京世田谷区の二子玉川ハウスの開設コストが加わったためです。
が、コストは期を追って軽減、新設ハウスの寄与もあって利益は急拡大しています。7~9月期を取り出すと売上高13.02億円、経常利益0.82億円と中間期(売上高22.86億円、経常利益0.30億円)からV字回復しています。
会社四季報では2021年12月期は売上高70億円(今期予想比34%増)、経常利益6.4億円(同60%増)と凄い増収増益を予想しています。
(株価1992円-12円) 見切りライン1889円